機関誌「地球のこども」 Child of the earth

企業の環境マネジメントの目標を全社で考えるお手伝い 2016.10.19

【事業名】松栄堂 自己啓発プログラム2016 「環境問題を学ぶ 〜KES活動開始に向けて〜」
【実施期間】5月21日(土)、5月28日(土)、6月4日(土)
【実施地】京都工業会館(京都府京都市)、(株)松栄堂 東京支店(東京都中央区)

宝永2(1705)年創業京都のお香の老舗 株式会社松栄堂(以後、松栄堂)が、環境問題をテーマにした社員研修を実施し、JEEF理事長の川嶋が企画・進行をお手伝いしました。

お香の老舗の環境マネジメント

松栄堂の生産拠点である長岡京工場は、2002年にISO14001の認証を取得していますが、更に、全社を挙げて環境経営に取り組もうとKES(京都・環境マネジメントシステム・スタンダード)を取り入れ、活動を始めています。
JEEFの役割は、社員同士がお互いの仕事を理解し、楽しく、そして松栄堂ならではの取り組みを全員で考えていくための場のを作ることです。

KP法による講義

「なぜ環境問題を考えなければいけないのか?」という基本的なテーマを、皆で幅広く、楽しく、正しい知識を学びます。生態系サービスの話や企業の付加価値への展開についての事例などを盛り込み、川嶋理事長のKP法は全て新作で臨みました。KP法は「紙芝居プレゼンテーション法」の略。大事なポイントが瞬時に目に入り、話の軌跡が見えるので分かりやすいプレゼン手法として評判です。(YouTubeに動画があるので御覧ください

えんたくんミーティング

清里ミーティング等でお馴染みのえんたくんミーティングは、皆さんほぼ初めての対話ツール。1時間強でユニークなアイディアがたくさん出されました。省エネや再利用に加え、社員も楽しみながら継続できること、お客様や地域の方にも参加していただける楽しいイベント、環境活動を外部にもっと発信していきたいなど、社員同士が自由活発に意見交換することによって、全社で環境活動に取り組もうという一体感や積極的なコメントを多く聞くことが出来ました。

えんたくんミーティング

えんたくんミーティング

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川嶋 直(かわしま ただし)

環境マネジメントの全社的な取り組みを、担当部署だけで考えるのではなく、より多くの社員を巻き込んで考えたいとお考えの企業の皆様、お手伝いの知恵がありますのでお問い合わせを。お問い合わせフォーム Tel:03-5834-2897

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『地球のこども』は日本環境教育フォーラム(JEEF)が会員の方向けに年6回発行している機関誌です。
私たち人間を含むあらゆる生命が「地球のこども」であるという想いから名づけました。本誌では、JEEFの活動報告を中心に、広く環境の分野で活躍される方のエッセイやインタビュー、自然学校、教育現場からのレポートや、海外の環境教育事情など、環境教育に関する幅広い情報を紹介しています。

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