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機関誌「地球のこども」

環境教育のものさし第1回 プログラム運営者の応援隊になろう!

文:桜井 良(立命館大学)

環境教育の評価とは何でしょうか?教科書や関連資料をひもとけば、次のような説明がされています。

ただ、環境教育の評価を行ううえで、教科書に書かれていること以外に重要なことがあるような気がします。

プログラム運営者と共に考える

私にとって初めての評価に関する実践的な研究では、まず私自身がプログラムに参加し、内容について学びました。

その評価対象であった山梨県の「獣害対策普及啓発プログラム」の運営をしている地域住民のご夫婦の温かさと、獣害対策を通した地域づくりを目指す熱い想いを感じ、運営者を応援できるような評価をしたいと気持ちが変わりました。事前に作っていた評価項目は一旦わきに置き、ご夫婦と評価研究を設計し直すことにしたのです。

プログラムにかける想い、評価に期待していることなどを話してもらい、参加者への聞き取り項目を一緒に作成しました。研究の結果はロジックモデルにまとめ、論文だけでなくウェブサイトなどで公開することができました。

福島の復興支援員事業(※1)の評価に携わった時も、まずは地域の現状や支援員事業について理解するため、普及啓発事業を見学し、支援員一人一人への聞き取りを行いました。

その後、NPOや支援員たちと一緒に評価の設計を行い、住民への意識調査の内容を作成しました。その調査の結果、住民の支援員や復興への意識やニーズについて明らかにでき、支援員事業の中間的な評価(※2)をすることができました。

達成したいことを明らかに!

より良い評価を行うためには、まず、評価する側とされる側の間に、信頼関係を築くことが重要です。そのために、評価者はプログラム運営者がどのような想いで携わっているのかを、しっかりと学ぶ必要があります。そして、評価する側も評価で何を達成したいのかなどを明らかにすることが重要です。環境教育の評価とは結局、プログラム改善のために共に考える営みだと思います。

そして、皆さんが評価研究をする際は、まず

といったことを明らかにしたうえで、最適な調査手法・アプローチを選ばれるのがよいと思います。

桜井 良(さくらい りょう)

立命館大学政策科学部准教授。慶応義塾大学を卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生として米国フロリダ大学大学院に留学、修士号と博士号を取得。専門は野生動物管理(特にヒューマンディメンション)、プログラム評価など。

2018年5、6月号

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