機関誌「地球のこども」 Child of the earth

韓国・水原市で第17回目となる TEENシンポジウムとワークショップが開催されました。 2018.02.21

【事業名】第17回日中韓環境教育ネットワーク(TEEN)シンポジウム及びワークショップ
【実施期間】10月31日〜11月4日
【実施地】韓国・水原市
【主催】環境省

TEENとは

2000年に中国・北京で開催された第2回日中韓三カ国環境大臣会合において、「環境共同体意識の向上」を図るための三カ国協力プロジェクトを形成・推進していくことが決定されました。そして、同年6月の日中韓三カ国実務者会合において、TEEN(※)をプロジェクトの一つとして構築することが合意。2000年以降は三カ国が持ち回りでTEENシンポジウムとワークショップを毎年開催しています。

※Tripartite Environmental Education Networkの頭文字をとり、TEEN(ティーン)と呼ばれています。

第17回目は韓国・水原市で開催

10月31日〜11月4日に韓国・水原市で第17回TEENシンポジウムとワークショップが開催されました。今年のテーマは「生物文化多様性と地域に根ざした環境教育」です。

会期中は、日中韓の三カ国代表によるシンポジウムでの発表や京畿道環境教育フェスティバルへの出展、日本の小学校教員による韓国児童への環境授業などを実施しました。

京畿道環境教育フェスティバルへの出展

小学校での環境授業

TEENウェブサイトがオープン

日中韓の三カ国では、2015年より共同プロジェクトを実施しています。そして、11月1日には、韓国側が主導で進める「TEENウェブサイト」がオープンしました。ウェブサイトには、TEENの概要や歴史がまとめられています。

また、日本側が中心となって開発した環境教育読本「みんなの未来のために」の他、中国や韓国側が開発した教材もダウンロード可能です。ぜひ、ご活用ください。

環境教育読本「みんなの未来のために」
ESDで重視する7つの能力・態度を身に付けながら、生物多様性やごみ問題などの環境問題を学べる内容となっています。環境教育読本の主な対象は小学校5年生です。

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