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機関誌「地球のこども」

目指せ! 日本一楽しいゴミ拾い!!〜 神奈川県江の島での12年間のゴミ拾い活動を通じて 〜

文:古澤 純一郎(NPO法人海さくら

相模湾の海中で起きている危機

12年間江の島でゴミ拾いを中心に色々な活動を実施していますが、拾っても拾ってもゴミがやってきます。それは、湘南のゴミの7割が川・街からやってくるからです。海だけではなく街の生活から変わらないと海はキレイにならないのです。

そして、ゴミは海に流れ続け、今、ここ湘南の海底の森は減少し、それにより、魚も減っています。タイについては2匹に1匹が養殖され放流されたもの、アワビは9割が養殖され放流されたものです。まずこの身近な海に危機が迫っている現状を知っていただきたいのです。

そして、日本の人口が集中する東京の海「東京湾」には海水浴場がほとんどなく、埋立られた地形なので人が海に近づきにくい状況です。その東京湾も大変な危機にあります。海底にすむカレイやシャコなどは貧酸素水塊により壊滅状態です。
人間の五感では感じえない変化が海の中で起きているのです。

今、世界中の海で27万トンのプラスチックが浮いているとの結果が出ており、数にして5兆個だそうです。今世紀の後半には海中の魚の量よりもプラスチック片が多く浮くという警告もでております(ダボス会議)

身近な海の状況はピンチです。世界の海にもゴミは流れ続けています。そろそろ本気で、海について我々自身が「自分ごと」として考え行動をしていかないと次世代にいい形で海・自然を引き継いでいけないと感じています。

その現状を多くの人に伝えていくのは、本当に難しいことです。海さくらの活動12年間で、試行錯誤を繰り返してきました。今、思うことは「楽しい」をキーワードに、海を体験・体感をすることが、おしつけがましくなく伝わるポイントだということです。

楽しく・おしつけがましくなく海での体験・体感が重要

私は、昔、やんちゃ坊主でした。「海をキレイにしたい」「海のゴミは川・街から7割やってくる!」なんて言葉を聞いたら「意識高い系」「偽善者」という声を出していたかもしれません。生活と海は、考えてみれば本当に密接なものなのですが、現代の生活の中で、海・自然との距離が離れていく、または想像しにくい社会であることはよくわかります。

そこで、ゴミ拾いをしてキレイになったビーチで実施する「どすこいビーチクリーン」や「ビーチプロレス」など様々な楽しい企画を実施し、楽しむ中で、海の素晴らしさや現状を知っていただくようにしてきました。

今年、制作した「釘のない海の家」は、「海の家」の解体後、海岸に出る多くの釘に対する怒りや警告ではありません。釘を使用しない海の家をつくり、今後それぞれの海の家を建築する際に、少しづつでも改善し、釘を浜からなくすキッカケになればと日本ではじめて作ったのです。

楽しく・おしつけがましくなく・海での体験・体感がこれからは重要だと思います。 

今までの経験をもとに出来上がった新しい形の環境活動LEADS TO THE OCEAN

LEADS TO THE OCEANとは、海につづくという意味です。今までの海さくらの活動の経験を凝縮し、Jリーグサッカーチーム7チームと試合終了後にゴミ拾いを実施し、「海にゴミは行かせない!」を合言葉に活動しています。

ゴミを入れるとサッカーボールになるゴミ袋を使用したり、ゴミ拾いに参加するとスタンプカードにスタンプがおされ、沢山ためるとグランド内で「ゴミ拾いマスター」として表彰されたり、トングがカラフルだったりと笑顔があふれる活動です。

これからも海さくらは、笑顔であふれる海を目指し!「楽しく」笑顔があふれる活動に挑戦していきます。

古澤 純一郎(ふるさわ じゅんいちろう)

NPO法人海さくら 理事長。船具屋の長男として生まれ、現在、古沢工業株式会社代表取締役。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、大手デパートに3年間勤務した後、広告代理店にて5年間マーケティング営業の業務に従事。退社後に古沢工業株式会社に入社し取締役に就任。学生時代は、庭球部(テニス部)に所属し、脳を含む全身が筋肉で構成されていたが、現在は脳は筋肉のまま身体はほぼゼイ肉となる。

2017年9、10月号

地球のこども2017年9月号

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