宇都宮市内のこども食堂「キッズハウスいろどり」に通う子どもたちは、日々の日常生活に追われ、自然の中での自由な発想での遊びの機会が不足していると感じていました。
そこで2025年12月7日(日)、栃木県内の子ども向け自然体験活動を行なっている団体をつなげる「とちぎ子ども自然体験活動ネットワーク」と協力して、小学生と一部の保護者の方を対象に、自由な遊び場である「プレイパーク」を実施しました。
運営協力スタッフ:キッズハウスいろどり、関東EPO
実施場所:道の駅うつのみや ろまんちっく村
実施団体:とちぎ子ども自然体験活動ネットワーク
プログラム提供:那須高原自然学校、トチギ環境未来基地、サシバの里自然学校
子ども食堂利用者の子どもたち、集合!
宇都宮市内から子ども食堂「キッズハウスいろどり」の送迎車に乗って集合した子どもや一部保護者の方へ、自然体験ネットワークから挨拶をしました。

斜面を駆け上がる子どもたち
会場とした道の駅ろまんちっく村のこんこんの森は、これまで整備を放棄されてきたエリアをトチギ環境未来基地のスタッフが遊べる森へ整備を続けてくれていました。ブランコを見つけると駆け上がる子どもたち。斜面には登るためのロープや大きな木か吊り下がったブランコのようなロープなど、子どもたちが遊びたくなるような仕掛けがたくさんありました。

森の中でのツリークライミング体験
起伏のある坂を上ると見晴らしの良いところには大きな栗の木がありました。そこでは、ロープを使って木に登るアクティビティ「ツリークライミング」体験をしました。全員ではないですが、参加した9名子どもたちは木とふれあい、木を感じ、木とお友だちになりました。

森の中の自由な遊び場
はじめは、少し戸惑いのあった子どもたちも、徐々に場所に慣れてきた様子で、自由な発想で遊びを作り出しました。ある子は、スコップで穴を掘り始め、だんだんと穴が大きくなると、穴掘り仲間が増えていきました。そして自然とその穴は、落とし穴へ。枝を並べ、落ち葉を被せて森に溶け込んだ落とし穴をつくっていました。楽しくて夢中になる子どもたちの一方で、そこに潜む危険にも目を光らせる必要を感じました。

リスクとハザードの学び
今回のスタッフは、子ども食堂の運営スタッフも参加しており、日頃活動する子ども食堂である屋内と自然の中(屋外)との危険箇所の違いも意識して活動してもらいました。
プレイパークはスタッフである私たち大人も混ざり、一緒に遊びを作っていきます。しかし、遊びに夢中にながらも一歩引いた目で安全管理を意識していく必要があります。成長や経験の機会を作るスリルのある遊び。そして、そこに潜む危険(リスクとハザード)を意識しながら、子どもたちと楽しく関わっていく大人の存在(プレイリーダー)の重要性を子ども食堂の運営スタッフの方にも知ってもらう機会となりました。

キッズハウスいろどりさんは、これまでも数回プレイパークを実施してはいました。今回のプレイパーク体験会をきっかけにしたリピーターなど参加者増加に繋がったようです。加えて、我々の運営する「とちぎ子ども自然体験活動ネットワーク」にもご参加いただき、今後ともさらに強力な連携ができると期待しております。
参加者の声
- 子どもたちの自然を生かした遊び方、発想に感動しました(参加者保護者)
- 自然の中であそぶことで、五感をつかって色々なものが育まれると思った(参加者保護者)
- あそびのアイデア・声掛けは自然体験団体に学ぶところが多い(子ども食堂スタッフ)
JEEFは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART の寄付先団体です。本事業は、寄付先事業として実施いたしました。JEEFでは「誰ひとり取り残さない環境教育・自然体験」を目指し、日常生活を営む上で困難や課題、心配を抱える子ども・大人に、自然体験や癒しの機会を提供しています。
