海洋ゴミ問題に取り組むきっかけとなった大きな2つの出来事
今回は私が高校2年生の時に参加した第13回アサヒ若武者育成塾についてお話しさせていただきます。
2018年8月、広島県三次市・庄原市で開催された若武者育成塾の合宿には、地域にある食と環境の問題に対して何か新しいことに挑戦したいと思っている高校生が全国から集まりました。3泊4日の合宿の中で、自然体験学習や自身の地元地域の課題発見について考えるワークショップを行い、自分たちが地元で取り組む環境アクションのプランを作成していきます。
これまで、離島という物理的な制約があり、他地域の同世代の学生と関わることがあまり無かったため、彼らのプレゼン力や社会課題に対する熱意に対して大きな刺激を受けるのと同時に、地域特有の社会課題についての知見を深めることが出来ました。特に琵琶湖のアオコ問題や、北海道の湿原保全など、離島では感じることの出来ない問題を知ることが出来たことは、私の環境保全に対する視野を大きく広げてくれるものでした。
若武者育成塾プログラムの素晴らしいところは、継続的な交流が生まれていることです。まず、同世代との交流です。離島に住んでいる私にとって全国各地に同世代と友人が出来たことが一生の宝物ですし、大学生となってもお互いの活動を応援し合えるような関係が続いています。
そして、同世代だけでなくJEEFの皆さんやアサヒの社員さんなどのとの交流も続いており、今でもなお私たちのイベントに参加して頂いたり、アドバイスをもらったりしています。
私たちも現在では学生向けの環境啓発型イベントの企画運営などを行う立場にありますが、いつか若武者育成塾のような、学生の活動を継続的にサポートし、学生のモチベーションが湧き続けるような、そんなプログラムを作っていけたらと思っています。