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冷茶の季節 2021.07.15

いよいよ夏本番ですね。暑い時は、冷たい飲み物が欲しくなりますが、ペットボトル茶ではなく自分で作る安全でおいしい冷茶を楽しんではいかがでしょう。冷茶の作り方は、3通りです。

1.淹れたてを飲む【オンザロック】

グラスに氷を入れておき、普通にお湯で淹れたお茶を注ぎます。氷で薄まる分、お湯を少なめにして濃く入れましょう。(作り置き不可)アイスでも香りと渋みを楽しめます。

2. 作り置きできる【水出し煎茶】

ガラスポットなどに水を汲んでおき、1ℓに茶葉10g(大さじ山1.5杯)を入れて数時間置きます。お茶パックやティバッグが便利です。茶葉は入れたままでも冷蔵庫で2日ほどもちます。カフェインや渋みのカテキンが出ないので甘みを感じます。高齢者やお子様にも安心です。免疫力を高める成分がたっぷり出ます。

●粉茶や抹茶入り玄米茶がお勧めです。水はアルカリイオン水がお勧めです。

3. 濃厚なうま味【氷水出し茶】

急須に茶葉を6g入れて、氷水を注ぎます。5分待って茶碗に均等に絞り切ります。お湯で淹れたお茶を放置すると、酸化して色は褐変し美味しくなくなります。水出し茶は色は変わりませんが渋みや香りが出ないので、すぐに飲むならお湯で淹れてオンザロックがおいしいですよ。香りときりっとした渋みも味わえます。

健康のことを考えると、冷房の効いた部屋で温かいお茶を飲む方が、少量で喉の渇きも取れ内臓を冷さないのでお勧めです。濃く入れた煎茶や抹茶を製氷皿に入れて凍らせておくのも便利ですよ。

茶道ではやりませんが、薄茶(抹茶)を点てて氷を入れていただくのも美味です。濃茶(抹茶を3倍程入れ少量の湯で泡立てずに練る)をバニラアイスにかけていただくと、贅沢な大人のデザートです。かき氷に抹茶ラテをかけるのも魅力的ですね。健康志向の方には、朝食のスムージーに抹茶を入れるのもお勧めです。緑茶はビタミンCが豊富なので、疲労回復や夏バテ予防にも効果が期待できます。

金久保俊也(かなくぼ としや)

農林水産省茶業試験場を経て嘉永年間創業の株式会社下総屋茶舗(しもうさやちゃほ)五代目就任。煎茶道静風流、茶道裏千家流、肥満予防健康管理士、ダイエットアドバイザーの資格を持つ。「食と健康」を重視し【5歳若返りダイエットコーチング】を提供する現役トライアスリート。

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