事務局日誌

【令和3年度教職員研修・プログラムデザインコース】「自然と共生を目指す」~地域の自然を生かしたふるさと自然体験教育~

表題の研修※が、令和3年3月11日(金)雨煙別小学校コカ・コーラ環境ハウスにて行われました。※本研修は、環境教育やESDによる人づくりについて取り組む意義やノウハウを学ぶため、特に「体験活動」を取り入れた環境教育について企画や実施のポイントを学ぶことを目的として行われたものです。

午前中はNPO法人雨煙別学校が管理している、ハサンベツ里山にてスノーハイクを体験しました。ハサンベツ里山では、冬に咲く花であるハンノキ、エゾ鹿の足跡、エゾウサギの糞やアカゲラの姿などなど、北海道ならではの植生や生き物をたくさん発見することができました。また斜面から湧水が出ている場所の水温を計測したところ、周辺が雪に覆われているにも関わらず8℃前後と比較的あたたかく、越冬する生物たち(エゾサンショウウオやヨコエビなど)も観察することができました。

午後は室内にて、雨煙別学校の諸橋さんより、雨煙別学校での環境教育の取り組みや、季節ごとの自然体験指導事例についてお話いただきました。お話の中では、環境教育について多くの人に関心を持ってもらうために、子供たちだけでなく、学校の先生方や大人の人たちにも主体的になって参加・体験してもらいたいという熱い想いを伺うことができました。その後のグループワークでは、環境教育についてより本質的な質問が多く挙がり、各職業現場での課題やその解決策について話し合うこともできました。

また、東京学芸大学名誉教授 小澤紀美子先生からは「学校とつながるワンポイントアドバイス」と題して貴重な講演をいただきました。中でも「思考と体験を繋ぐのは自分の力」という言葉がとても印象的で、さっそく今回のフィールド体験やグループワークから得た知識を、自身の活動へ還元できたらと思います。

コロナ禍での開催となりましたが、感染対策を十分に講じ、多くの方々に参加していただくことができました。ありがとうございました。

文責:加藤有美恵