こんにちは!CSOラーニング生の嶋田姫由です。
7/9、10の2日間にわたって、清里オーガニックキャンプに行ってきました!
標高1,200mの広々とした芝地の新栄清里キャンプ場では“くらし”に注目した15のワークショップや、ゲストによるトークプログラム、ミニライブが実施されました。
この清里オーガニックキャンプにはJEEFも実行委員として参画しています。
今回私は、キャンプに来場される方の受付を担当するため、清里オーガニックキャンプに参加することになりました。
期間中は、ワークショップ出展者や、全国各地からの参加者とお会いして、自分は狭い世界にいたなと気づかされました。
特にワークショップを出展している環境教育や自然体験のスペシャリストの方々からは、「くらし」の知恵を教えていただきました。
その中で、普段の生活では、お金を払えば手に入れられるものや、簡単に使えてしまうものが、本当はありがたいものだということを実感しました。
受付業務の合間にワークショップに参加する機会があったので、「自然を存分に活かし、人間ってすごいな」と思ったワークショップをいくつかご紹介したいと思います!
萩原ナバ裕作さんとmorinos with 住友林業さんの火をつくるワークショップ。
キャンプでは焼きマシュマロが定番だと思います!
このワークショップでは、丸太をノコギリで切って、斧を使って薪を割って、3人組で火おこしをします。
どの工程も力がいる作業で、マシュマロにたどり着くまでの道のりは遠かったです。
ですが、みんなで力を合わせてつくった火を囲み、マシュマロを焼いて食べるのは絶品でした!
金子潤さんのワラーチづくりのワークショップ。
ワラーチとは、裸足感覚サンダルのことです!
ゴム板に足を乗せて、自分の足型をとってカットしていきます。
その後、何箇所か穴を開けて紐を通して完成です。
簡単に書きましたが、初めてワラーチをつくる人にとっては難しかったです。
ワラーチを履いてランニングをする人もいるようで、サンダルでランニング?!と思いながらワークショップに参加しましたが、完成したワラーチを履いてみると軽やかに歩けました。地面とこんなにも近いサンダルは初めてでした。履きなれてきたらランニングもできそうです。
山田証さんのどんぐりコーヒーづくりのワークショップ。
コーヒーにできるどんぐりには種類があるようで、今回のワークショップではマテバシイというどんぐりを使いました。
どんぐりをすり鉢で粉状にし、フライパンで焦げ目がつくまで炒ります。
ドングリを粉々にするのは初めての体験で、擦るといい匂いがしてきました!
あとは粉コーヒーの手順と一緒でお湯を注いで完成。
実際に飲んでみると、コーヒーのような麦茶のような不思議な味でした。
コーヒーが苦手な人でも飲みやすいです!
このキャンプ場を見渡してみると、
あるブースではご飯を作っていたり、器やスプーンを作っていたり、絵本の読み聞かせをしていたり、、、と、1つの集落のように一体感があり、とても素敵な空間でした。
1人だけでは成り立たないのが「くらし」であって、見えないところで誰かの支えがあって今の生活が成り立っていると感じました。
私は虫が苦手でキャンプとは縁遠いと思っていましたが、今回清里オーガニックキャンプに参加してみて、日々の生活で見えないところが「見える化」することで、自然ってありがたいものなんだな、人との繋がりを大切にしていきたいなと、感じた時間になりました。
運営スタッフの皆さま、本イベントにご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
(文責:CSOラーニング生 嶋田姫由)