発達凸凹のある子どもたちと、里山での一日
2026年3月14日「発達凸凹自然教室 なないろの大冒険」を、静岡県富士宮市のホールアース自然学校にて実施しました。
当日は6家族17名が参加し、里山を舞台にしたウォークラリーを行いました。
各家庭に1名ずつボランティアスタッフが寄り添いながら、約5時間にわたって自然の中を歩き、五感を使った体験を楽しみました。
自然の中で見えてくる、それぞれのペース
プログラムでは、アイスブレイクやルール説明を経て、里山ウォークラリーへ。
道中ではチェックポイントごとに写真撮影やミッションに挑戦しながら、参加者同士の交流も自然と生まれていきました。
また、活動の前後には「心のダイアグラム」を用いて、その時々の気持ちを可視化。
自分の状態を見つめるきっかけづくりにもつながりました。
「自分で決める」小さな変化
今回特に印象的だったのは、継続参加しているお子さんの変化です。
昨年は保護者の指示に従う場面が多かった子が、
今年は「僕はこっちだと思う」と自分の意思を言葉にする姿が見られました。
また、保護者の声かけに対しても、自分なりの距離感で受け止められるようになるなど、
少しずつ自立に向かう変化が感じられました。
こうした変化の背景には、自然体験の積み重ねに加え、
「親以外にも頼れる大人や場がある」という安心感の広がりがあると考えられます。
保護者にとっての「ひと息つける時間」
スタッフが子どもたちに寄り添うことで、
保護者の方々が少し肩の力を抜いて自然を楽しむ姿も印象的でした。
「久しぶりにゆっくり自然に触れられた」という声もあり、
本プログラムが保護者の心理的な負担軽減にも寄与していることがうかがえます。


自然体験がひらく可能性
本事業を通じて、発達に特性のある子どもたちにとって、
自然体験が自己表現や自信の獲得につながる重要な機会であることを改めて実感しました。
また、子どもだけでなく保護者にとっても支えとなるこの取り組みが、今後も継続・発展していくことを期待しています。
文責:小池涼子(事業部 海外事業グループ)
=========================================
日本環境教育フォーラムは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。本事業は、寄付先事業として実施いたしました。
東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART公式ウェブサイト




