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【レポート】2025 大雪山冬の子どもキャンプ 2026.04.06

大雪山子どもキャンプ~冬の大自然を満喫~

\雪に包まれたトドマツの森で、思いっきり遊びました/
2025 年 12 月、冬の 大雪山国立公園 を舞台に、「大雪山子どもキャンプ」を実施しました。 参加したのは、小学 1 年生から 6 年生までの子どもたち。白く静かな世界に広がる針葉樹の森で、 雪と向き合い、仲間と過ごす 2 日間です。

大雪山国立公園へ出発

朝 10 時、旭川駅に子どもたちが集合しました。 少し緊張した表情も見られましたが、バスに乗り 込み、大雪山国立公園へ向かう頃には期待でいっぱい。 大雪山に近づくにつれて雪深くなっていく 景色に、自然と会話が弾みます。

オリエンテーションとアイスブレイク

到着後は体育館に集まり、これから過ごす 2 日間の流れをみんなで確認しました。 アイスブレイク では、初めて会う友だち同士でも声を掛け合い、少しずつ緊張がほぐれていきます。 名前を覚え合ったり、「これから何がしたい?」という問いに答えたりしながら、「ソリをたくさん 滑りたい」「雪で大きなものを作りたい」など、さまざまな声が聞かれました。

雪の中で発明されるいろんな遊び

午後はいよいよ外遊びです。長距離ソリ滑りやチューブ滑りでは、「誰が一番遠くまで滑れるか」 を競い合い、何度も坂を登っては滑ります。
ウッドデッキに登って周囲を見渡したり、雪かきをしたり、森の中で木をじっくり観察したりと、 遊びは次々に広がっていきました。

森の中の基地づくり―雪の村が生まれる

そり滑りに飽きてきた頃、雪のノコギリ「スノーソー」とスコップの新しい使い方を発見します。 雪で基地づくりです。
スノーソーを使って雪のブロックを切り出し、それをソリに乗せて運びます。 ブロックを一つずつ積み上げ、少しずつ壁ができていきました。
「ここを高くしよう」「入口を作ろう」 相談しながら手を動かすうちに、自分たちだけの雪の基地が形になっていきます。
やがて、その場所には“雪の村”が生まれていました。 夕暮れが近づき、あたりが暗くなっても、 「もう少しで完成!」と、子どもたちはなかなか遊びをやめません。
寒さも忘れるほど、夢中になって取り組む姿がとても印象的でした。

焚き火の時間―冬ならではの温もり

体が冷えてきた頃、焚き火を囲みました。 炎のそばに立つと、その温かさに自然と笑顔がこぼれます。
焚き火のそばでココアを飲み、焼きマシュマロを味わいながら、 火をつける体験や、火のぬくもりをじっくり感じる時間を過ごしました。

夜の自由時間

夕食後は部屋に戻り、自由時間です。 トランプやカードゲーム、ボードゲームを囲み、初めて会った子同士でもすぐに打ち解け、楽しい時間を過ごしました。
また、翌日に向けて「明日は何をするか」「どんな準備が必要か」を話し合い、しっかりと準備も行いました。

協力して始まる朝

翌朝、起きるとすぐに掃除を始める子どもたち。 「早く外に行きたい!」という気持ちから、テキパキと作業が進み、予定より 30 分ほど早く準備 が完了しました。
声を掛け合い、協力して片付けをする姿がとても頼もしく感じられました。

マイスプーン作り

9 時からはクラフトです。自分の好きな木を選び、カッターで柄を削り、彫刻刀で模様を付けなが ら、世界に一つだけのスプーンを作りました。

再び外へ―雪の村の完成

再び外へ出ると、前日に踏み固められた雪はよく滑り、ソリは遠くまで進みます。
前日に作った雪の壁に手を加え、椅子やテーブルも作って、雪の村はさらに完成度を高めていきました。


雪に包まれた針葉樹の森で、思いっきり遊び、考え、協力した 2 日間。
冬の大雪山国立公園での本気の雪遊びは、子どもたちの心にしっかりと刻まれたことと思います。

文責:藤木 加奈子(NPO法人大雪山自然学校)

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