事務局日誌 Blog

発達凸凹自然体験教室 なないろの大冒険 2025.07.17

6月14日(土)に静岡県で🌈発達凸凹自然体験教室 なないろの大冒険🌈が実施されました!

なないろの大冒険は、ホールアース自然学校が主催しているプログラムです。

発達障がいを個性ととらえ、その児童と保護者が雄大な富士山麓での自然体験を通じ、相互に新たな一面に気付く機会になることを目指し立ち上げられた活動です。自然の中で、子ども達自身が肌で感じ考え、行動に移すことで自分自身を肯定し、自宅や学校での生活がより快適に過ごせるようになることを願い活動を続けています。

今回のプログラムは「洞窟探検&富士山の森をあるいてみよう!」です✨

時間になると、参加者のみなさんが続々と集まりはじめました。
本日のお天気は曇りのち雨!どうかプログラム中は降りませんようにと祈りながらのスタートです。

準備運動を終えると、早速の森の中に入ります。担当の廣瀬さん(はやぴー)から、「今日は五感を意識してみましょう!」とみんなにお話がありました。

早速嗅覚を感じてみる練習です。この葉っぱはどんな匂いがする?
「薬!」「レモンみたいな感じがする」「スパイスかな」「スースーする!」
などなど、各々感じたことを言葉にしてみます。

実はこちらは山椒の葉。静岡名物「うなぎ」にかけると美味しいやつだよ~とはやぴーから説明がありました◎

その後も耳をすませて聴覚を意識してみたり、木を触って触覚を意識してみたりと、五感を使いながら進んでいきます。さあ、本日のメインイベントの一つ、洞窟へ到着です!

みんな恐る恐る入っていきます。すると外はあんなに蒸し暑かったのに、中はひんやりしており寒いくらいでした。ライトを消すと真っ暗闇。けれども、徐々に目が慣れてくることに気付きます。

はやぴーから洞窟の成り立ちの説明を受け、富士山の歴史の長さや自然の力の大きさを改めて思い知りました。

さあ、続いてはもっと狭くて細い洞窟に挑戦です!

本当に狭くて、大人は四つん這いにならないと進めないほどでした。
洞窟初体験のJEEFスタッフ小池は、地上に出た時心から安堵したことを今でも覚えています。
本当に怖かった・・・

子どもたちはどんどん色々な洞窟にチャレンジしていきます。先に出た子どもたちは後から来る子どもや親御さんを助けたりと、見事なチームワークでした✨

子どもたちだけでなく、大人も洞窟探検に挑戦しました。親子で共通の「乗り越えた経験」ができた参加者のみなさん✨

最後の振り返りでは参加された親御さんに感想を聞くのですが、みなさん口々に我が子の頑張っていた様子を語ってくださり、それを聞いている子どもたちの表情はにんまりでした😊

子どもたちだけではなく、親子間の関係性を豊かに耕してくれるなないろの大冒険。
今後の活動もレポートさせていただきます🌱

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JEEFは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEARTの寄付先団体です。本事業は、寄付先事業として実施いたしました。JEEFでは「誰ひとり取り残さない環境教育・自然体験」を目指し、日常生活を営む上で困難や課題、心配を抱える子ども・大人に、自然体験や癒しの機会を提供しています。

東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART公式ウェブサイト

 

文責:小池涼子(事業部・海外事業グループ)

 

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