事務局日誌 Blog

「東京ネイチャーアカデミー2025」活動報告 2025.05.12

本ページでは今期の講座の様子を紹介しています。次期の受講をご検討の方はぜひご参照ください。

4月1日AM 「開校式/自己紹介ワークショップ」

ファシリテーター:川嶋 直 氏 (公社)日本環境教育フォーラム主席研究員/前理事長

「東京ネイチャーアカデミー2025」(TNA2025)は、27名の受講生とともに4月1日に開校しました! 主催者JEEFの活動紹介、TNA2025のカリキュラムの説明の後、川嶋さんのファシリテーターのもとKP法(紙芝居プレゼンテーション)を用いて、自己紹介ワークショップを開催。今期は山登りを趣味とする方が多く、他にも「自然観察が好き」「野鳥について覚えたい」「体を動かしたい」「友達を作りたい」等、皆様の思いを楽しく分かちあうひと時でした。来年3月までの1年間の講座に、ワクワク・ドキドキ期待に胸を膨らませる開校式となりました。

4月1日PM 講義「自然体験と環境教育」

講師:阿部 治 (公財)日本環境教育フォーラム理事長/立教大学名誉教授

開校式の後は主催者の理事長による講座でした。なぜ環境教育に取り組むのか、自然と人間の関わりについて、なぜ自然体験が子供にとって大切なのか、長年の実践と研究に基づいた講師の話に興味深く耳を傾けていました。「今まで環境教育について考えたことがなかったけれど、人の成長に自然体験が欠かせないことが良く理解できました」といった声が寄せられました。

4月10日AM・PM フィールドワーク「はけの道小金井から野川公園を歩く」

講師:川上典子 氏 NACS-J自然観察指導員東京連絡会(NACOT)代表

この日は東京ネイチャーアカデミーの真骨頂ともいえるフィールドワークの第1弾。多摩川の支流「野川」沿いに広がる「国分寺崖線」を歩いて、今でも雑木林が広がり各所で水が湧く豊かな環境の中で、様々な動植物を観察しました。春本番の陽光の下、武蔵小金井駅から武蔵野公園を通って野川公園まで、春の草花や雑木林の芽吹き、動き始めた虫たちなど、たくさんの春の一コマと出会えました。

4月22日AM 座学と運動「自分の体という『自然』を知っておこう」

講師:河原塚 達樹 氏 (一社)日本クッブ協会 代表理事

自分にとって、もっとも身近な自然は「自分の体」。本講座は野外活動が多いのが特徴ですが、今後様々な野外プログラムを体験する前に、自分の体について知っておこうという趣旨で、自分の身体能力を試すいくつかの体操やゲームにチャレンジ。シニアライフを楽しく豊かに過すための体づくりや健康管理について、興味深いお話を伺いました。

4月22日PM 講義「山の歩き方入門」

講師:山口 章 氏 日本アウトドアジャーナリスト協会 常務理事/「山と渓谷」元編集長

新緑が萌え出すゴールデンウィークを前に、山の歩き方の基本として、登山計画の立て方、服装や靴や道具、地図の見方、歩き方の基本などについて、ベテラン山岳ガイドの講師から学びました。連休明けの最初の講座では、みんなで新緑の高尾山の登山に挑戦します!

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