事務局日誌

清里ミーティング2022を開催しました!

清里ミーティング2022を12月9日(金)~11日(日)の3日間で開催しました!
今年は9日~10日をZoom(オンライン開催)、
11日を大妻女子大学千代田キャンパス(対面開催)とZoom配信のハイブリット形式で行いました。

開会式・阿部治理事長からご挨拶

最近、空を見ていますか?

1日目は開会式の後、佐々木恭子さん(気象予報士/合同会社てんコロ.代表)による基調講演。『空や雲を楽しみながら、地球の将来を考えよう』のタイトルでお話いただきました。刻々と変化する空の様子や雲の成り立ちなど、身近な空模様を楽しむところから始まり、空や雲・生物の行動から天気を予測する「観天望気」、災害予測と防災、気候変動の影響とどんどん話題は広がり、防災のためにも普段から空を楽しんで見上げることが大切であると最後にお話をくくられました。

 

実はJEEF事務所の前の通りをまっすぐ進むと、映画「天気の子」で最後に主人公たちが再会するシーンの場所があるんです。それもあって、事務所からは空がよく見えます。この日も真っ青に晴れた心地よい日でした。

環境教育の新たな取り組み

基調講演の後は、トークセッションの2本立て。昨年の清里ミーティングからスタートした、環境教育の中にSTEAMの要素を組み込むプログラム開発の試み「環境教育×STEAM部会 成果報告会」、“誰ひとり取り残さない”を環境教育の領域で実現していくために、多様性とともにある環境教育のポイントを探る「誰ひとり取り残さない環境教育を考える」を行いました。

 

JEEF企画・参加者企画のワークショップが勢ぞろい

2日目(12/10)は19本のワークショップが実施されました。
 >ワークショップの一覧

参加者自身でワークショップを企画・実施し合いながら、お互いの学びをつくっていく時間です。朝10時30分にスタートして、最後のワークショップが終わるのは21時30分!各ワークショップどれも濃密な時間で、頭がフル回転です。
担当が出ていた最後のワークショップで「今日、参加ワークショップは何本目ですか?」と聞いたら「5本目(フル参加)」というツワモノも。

今年はJEEFからも、「子どもの可能性を伸ばす学校教育」「いのちをつなぐ~国産ジビエの取り組み」「新しい感性で環境問題に挑む」「体験の質を高める~“ホンモノ”とは何か?」と4本のワークショップを企画しました。いまJEEFから発信したい要素を詰め込んで、参加者の皆さん含めて意見交換ができました。これからの環境教育×〇〇に期待です!

自然と子どもの関係性~成長に必要な子どもの体験~

3日目(12/11)は東京都の大妻女子大学+Zoom配信のハイブリット開催でした。会場には約40名が足を運んでくださり、3年ぶりに直接顔を合わせた方も多々。

1987年にはじまった「清里ミーティング」の事務局を母体として、1992年にJEEFが設立。2022年で30周年を迎えました。改めて自然体験の必要性を社会に訴える機会として、解剖学者・養老孟司さんと写真家・小西貴士さんの2名をゲストにお呼びし、「自然と子どもの関係性~成長に必要な子どもの体験~」のタイトルで対談を行いました。

小西さんは森のようちえんの現場を長年勤め、自然に引き出された子どもたちの表情とその効果を魅力的な写真で発信されてきました。頭でなく、まずは体で世界を知ることを大切に、エコカレッジ「ぐうたら村」で育まれてきた活動を紹介いただきました。

養老さんは無類の昆虫好きとしても知られています。近著『子どもが心配 人として大事な三つの力』で子どもの外遊びの減少と、都市化が進んだ現代の子どもが幸せになる教育について指摘されました。日常生活の中に自然が組み込まれる社会、子どものために大人がそういった環境を整える必要性について話されました。

あっというまの2時間。会場からもたくさんの質問をお受けしていたのですが、全部を取り上げることはできず、申し訳ございませんでした。最後に会場で写真を撮って、清里ミーティング2022は閉幕いたしました。

清里ミーティング2022にお申込みいただいた方には、参加者専用ページにて基調講演・ワークショップ・対談の録画を公開しております。ご参加の皆様にはあらためて、心より感謝申し上げます。

今年も残すところわずかとなりました。来年も本年同様、変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。どうぞ皆様、よいお年をお迎えください。

垂水恵美子(事業部国内事業グループ)