
SDGs達成に向けた環境教育・ESD実践講座
【主催:環境省 協力:文部科学省】
本研修は、持続可能な社会の構築と個人と社会のウェルビーイングの向上に向けて、多様な主体との学び合いを通して、学校のみならず、地域におけるあらゆる場で質の高い環境教育・ESDを実践・推進するリーダーとなる人材を育成していくことを目的に開催します。
本研修では、学校におけるカリキュラム・マネジメント等の実践力向上を目指す「カリキュラム・デザイン・コース」と、環境教育・ESDにおける体験活動をはじめとする環境教育プログラムの実践力向上を目指す「プログラム・デザイン・コース」の2つのコースを設けています。
研修の趣旨
参考:昨年度版「研修のちらし」 (今年度のちらしは追って公開します)
参考:過去の研修報告(教育室SNS) 「Facebook」 ・ 「Instagram」
期待される効果の一例
「カリキュラム・デザイン・コース」
- 学校教職員…どのように学校全体で環境教育・ESD推進すればよいか演習を交えて学ぶことができる。
- 教育委員会…教職員向けの環境教育・ESDの実践研修の企画の参考になる。
- 行政関係者…環境教育・ESDの現状・課題等を施策等に反映できる。
「プログラム・デザイン・コース」
- 学校教職員…体験活動の実践や企業・団体等と連携する方法等について学ぶことができる。
- 行政関係者…体験の機会の場や体験活動などの環境教育プログラムの実践を理解することにより、施策等に反映できる。
- NPO・企業関係者…他社・他団体の環境教育プログラムを知り、自社・団体の取組に生かすことができる。
★両研修とも、参加者同士の交流やつながりも期待できます。
研修の事前・事後学習の参考(環境教育教材や事例集について)
毎年、多くの受講者から “実践事例をたくさん知りたい” という声をお聞きします。
研修会の中では事例を紹介する時間は限られています。代表的なサイトを御紹介しますので参考にしてみてください。
研修の内容
(1)カリキュラム・デザイン・コース
学校の教職員を主な対象とし、学校や地域において、教科横断型で、地域共生の視点を取り入れた環境教育・ESDを実践・推進していくリーダー人材を育成することを目的とします。
参加者が環境教育・ESDのカリキュラムをデザインする力を養うことができるよう、講義と実践事例紹介やグループワークでの演習で構成します。なお、実践編:対面研修の講義は事前学習としてYouTube動画にて事前視聴いただくことを予定しています。研修開催2週間前までに配信予定です。
今年度は集合型研修(基礎編:オンライン、実践編:対面)と講師派遣型研修の2形態で実施します。
■ 集合型研修①(基礎編:オンライン研修)
講義と校種別(小学校・中学校・高等学校)に分かれての実践事例紹介、質疑応答等を行い、環境教育・ESDの基礎やカリキュラム・デザインのポイントについて学びます。
研修はオンライン会議システム「Zoom」を使用して3回開催します。
※ 3回行う各回の研修は同内容であり、連続講座ではありません。
※ 実践事例紹介は、講義の後、校種別のZoomで小学校チーム(主に小学校の教職員等)、中学校チーム(主に中学校の教職員等)、高等学校チーム(主に高等学校の教職員等)に分かれて実施します。
日 時 | ● <第1回> 2025年7月10日(木)15:00~17:00 ● <第2回> 2025年7月25日(金)10:00~12:00 ● <第3回> 2025年7月26日(土)14:00~16:00 ※小学校チーム(主に小学校の教職員等)、中学校チーム(主に中学校の教職員等)、高等学校チーム(主に高等学校の教職員等)に分かれます。 |
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対 象 | 環境教育・ESD、SDGsに取り組みたい教職員、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、地方公共団体、学生等 |
受講料 | 無 料 ※ オンライン視聴における通信料金等は自己負担となります。 |
定 員 | 各回200名まで |
申 込 | お申込みはこちらから (Googleフォームに移動します) ※申込締切は、各回開催1週間前の17時まで。 ※定員に達し次第、締め切ります。 |
注意事項 | ●ブラウザでの参加も可能ですが、できる限り、事前にアプリをインストールするようにお願いします。 ●本研修の実施や環境教育施策の推進のため、研修終了後に「事後アンケート」を、また、研修終了後の1か月後に本研修で得た学びをどのように活用されたか等を把握するための「フォローアップアンケート」を実施します。アンケートへのご回答を受講の条件とさせていただきますので、御協力ください。 ●無断キャンセルは御遠慮ください。研修運営に支障が生じてしまいます。体調不良や業務等 やむを得ない場合もあると思いますが、その際はできる限りお早めに事務局まで御連絡いただきますよう御協力をお願いします。 ●無断キャンセルであって事後の御連絡もない場合は、その後の研修参加をお断りすることがございますので、御了承ください。 |
■ 集合型研修②(実践編:対面研修)
小・中学校、高等学校の現職教員を主な対象とし、校種別(小・中学校チーム、高等学校チーム)に分かれて、グループワークを 『対面型』 で開催します。
●小・中学校チーム:実践事例の紹介や各教科等と関連させた環境教育・ESD、SDGsの年間指導計画案(通称「ESDカレンダー」)の作成
●高等学校チーム:環境教育・ESD、SDGsを探究課題(題材)とした総合的な探究の時間の計画の作成
日時・会場 | ●<東京会場> 2025年8月18日(月) 10:30~16:00 会場:ビジョンセンター東京駅前 703・707会議室 東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル7F (JR東京駅 八重洲中央口より徒歩約1分) 会場までのアクセス ●<大阪会場>2025年10月25日(土) 10:30~16:00 会場:AP大阪梅田東 ROOM B+C・ROOM M 大阪府大阪市北区堂山町3-3 日本生命梅田ビル5F(Osaka Metro谷町線「東梅田駅」徒歩4分、Osaka Metro御堂筋線「梅田駅」徒歩6分、阪急電鉄・阪神電鉄「大阪梅田駅」徒歩6分、JR「大阪駅」徒歩9分) 会場までのアクセス ※東京会場と大阪会場の研修内容は同じです。 ※ 小・中学校チーム(主に小・中学校の教職員等、定員50名)と高等学校チーム(主に高等学校の教職員等、定員50名)で、2つの会議室に分かれて開催します。 |
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対 象 | 教職員、教育委員会、地方公共団体等、教職課程履修中・済みの学生、学校教育に関わりのある方 ※学校教育での環境教育・ESDに現に協力されているなどの関わりをお持ちの方は御参加いただけますが、あくまでも現職教員の実践力向上を目的とする研修であることを踏まえ、学校との連携状況を事前に伺う場合がございます。 |
受講料 | 無 料 ※ 研修会場までの旅費や食費、宿泊費等につきましては参加者の負担となります。 ※ 宿泊が必要な方は、一各自でホテル予約等の御手配をお早めにお願いします。(あっせん等はございません)。 |
定 員 | 各回100名程度 |
申 込 | お申込みはこちらから (Googleフォームに移動します) ※申込締切は、各回開催1週間前の17時まで。 ※定員に達し次第、締め切ります。 |
事前準備等 | ●事前学習として、基礎的な講義動画(YouTube限定配信。30分程度)を事前視聴いただきます。 ●効果的なグループワークを実施するために、講師への質問等を記入いただくウェブフォームへの記入と事前課題シートの作成(A4・1頁以内。当日持参)を事前に御準備いただきます。 |
注意事項 | ●申込締切は、研修開催日1週間前の17時までです(定員に達し次第、締め切ります)。 ●本研修の実施や環境教育施策の推進のため、研修終了後に「事後アンケート」を、また、研修終了後の1か月後に本研修で得た学びをどのように活用されたか等を把握するための「フォローアップアンケート」を実施します。アンケートへの御回答を受講の条件とさせていただきますので、御協力ください。 ●無断キャンセルはご遠慮ください。研修運営・グループワークに支障が生じてしまいます。体調不良や業務等 やむを得ない場合もあると思いますが、その際はできる限りお早めに事務局まで御連絡いただきますよう御協力をお願いします。 ●無断キャンセルであって事後の御連絡もない場合は、その後の研修参加をお断りすることがございますので、御了承ください。 |
■ 講師派遣型研修
学校、教育委員会、地方公共団体等からの希望を受け、講師を派遣して講義とグループワークを行います。環境教育・ESD、SDGsのカリキュラムをデザインする力を養うことができるように、講師派遣を希望する団体のニーズに沿う形で、研修の日程・内容等を調整します。
既にESDカレンダーを取り入れている学校については、その評価手法やブラッシュアップなど学校の進捗状況に沿った研修を行うこともできます。また、ホールスクール・アプローチの向上につなげることもできます。
今年度は、全国から8か所程度を募集します。
日程・内容 | 環境教育・ESD、SDGsのカリキュラムをデザインする力を養うことができるよう、講義とグループワーク(各教科等と環境教育・ESD、SDGsの視点を関連づけた年間指導計画表(「ESDカレンダー」)の作成、または環境教育・ESD、SDGsを探究課題(題材)とした総合的な探究の時間の計画の作成)で構成することをベースとしますが、派遣先の御希望に応じて柔軟に対応いたします。 |
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対 象 | 学校、教育委員会、地方公共団体等 全国8か所程度 |
受講料 | 無 料 ※ 講師への謝礼や派遣に伴う費用(旅費等)は、研修運営事務局で負担します。 |
相談・申込 | 以下のメールよりお気軽に御相談・お申込ください。 【E-mail】esd-kensyu★@jeef.or.jp(★を@に変換)担当:金久保 |
条 件 | ●研修参加者が原則として20名程度確保できること ●研修時間を2~6時間程度確保できること(講義動画を事前視聴していただくことで、ある程度の調整は可能ですが、最低2時間は確保してください) ●研修会場(教室、会議室等)を確保 できること(会場借料は派遣先の負担となります。) ●参加者に研修直後の「事後アンケート」、1か月後に「フォローアップアンケート」回答への御協力をいただけること |
活用例 | 活用例〔本研修の活用例 -令和4年度~令和6年度〕
1)学校全体での取組を推進するための学校単独での研修会や勉強会(ホールスクール・アプローチの向上を図る) 2)地域単位で環境教育・ESDを推進するための教育委員会主催の研修会や複数の学校同士による合同研修会 3)地域が連携した環境教育・ESDを推進するための教職員、行政職員、地域の環境教育関係者等を対象とした地方公共団体や教育委員会主催の研修会 |
(2)プログラム・デザイン・コース
■ プログラム・デザイン・コース(基礎編:オンライン研修)
民間企業の環境教育・ESD担当者、ESG担当者を主な対象とし、学校、地域、企業等が連携した環境教育プログラムを企画・実践することができるよう、講義に加え、実践事例の紹介や意見交換等を行います。研修はオンライン会議システム「Zoom」を使用して開催します。
日 程 | 2025年9月11日(木) 15:00~17:00 |
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内 容 | 企業が、環境教育・ESDに取り組む意義や役割について学びます。講義の他、環境教育・ESDに取り組む企業の実践事例を紹介し、質疑応答の時間を設け、学びを深めます。 |
対 象 | 民間企業等の環境教育・ESD及びESG担当者、企業との連携に関心のある教職員、行政関係者等 |
受講料 | 無料※ オンライン視聴における通信料金等は自己負担となります。 |
定 員 | 制限なし |
申 込 | お申込みはこちらから (Googleフォームに移動します) ※申込締切は、各回開催1週間前の17時まで。 ※定員に達し次第、締め切ります。 |
注意事項 | ●本研修の実施や環境教育施策の推進のため、研修終了後に「事後アンケート」を、また、研修終了後の1か月後に本研修で得た学びをどのように活用されたか等を把握するための「フォローアップアンケート」を実施します。アンケートへのご回答を受講の条件とさせていただきますので、御協力ください。 ●無断キャンセルはご遠慮ください。研修運営に支障が生じてしまいます。体調不良や業務等 やむを得ない場合もあると思いますが、その際はできる限りお早めに事務局まで御連絡いただきますよう御協力をお願いします。 ●無断キャンセルであって事後の御連絡もない場合は、その後の研修参加をお断りすることがございますので、御了承ください。 |
■ プログラム・デザイン・コース(実践編:体験型研修)
多様なフィールドでの体験活動を通して、体験活動を企画・実践するための視点や双方向型のコミュニケーションについて、多様な主体と共感を分かち合いながら学び、環境教育のプログラムをデザインする力を養うことを目的とした研修です。事業者が提供している「体験活動」を実際に体験したり、取り組みに携わる人と交流したりするほか、得られた学びや気づきを参加者同士で共有するためのグループワーク等を実施します。
※ 環境教育等促進法に基づき、都道府県知事等によって認定された「体験の機会の場」において、体験型環境教育の質の向上や専門的な人材育成が推進されることを目的に設立された 「体験の機会の場」研究機構 と連携して本コースを開催します。また、国立・国定公園やラムサール条約登録湿地及び社会教育施設など、様々なフィールドでの体験型環境教育を推進している事業者も加わって研修の充実を図っていきます。
開催地 | 全国8か所 ●「体験の機会の場」認定事業者(6事業者) ●国立公園・国定公園やラムサール条約登録湿地、社会教育施設(2事業者) |
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対 象 | 教職員、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、学生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方 |
受講料 | 無 料 ※ 研修会場までの旅費や食費、宿泊費等につきましては参加者の負担となります。 ※ 宿泊が必要な方は、各自でホテル予約等の御手配をお早めにお願いします。御不明点はご相談ください。 |
定 員 | 各回25名程度 |
申 込 | お申込みはこちらから (Googleフォームに移動します) ※申込締切は、各回開催1週間前の17時まで。 ※定員に達し次第、締め切ります。 |
注意事項 | ●本研修の実施や環境教育施策の推進のため、研修終了後に「事後アンケート」を、また、研修終了後の1か月後に本研修で得た学びをどのように活用されたか等を把握するための「フォローアップアンケート」を実施します。アンケートへのご回答を受講の条件とさせていただきますので、御協力ください。 ●無断キャンセルはご遠慮ください。研修運営に支障が生じてしまいます。体調不良や業務等 やむを得ない場合もあると思いますが、その際はできる限りお早めに事務局まで御連絡いただきますよう御協力をお願いします。 ●無断キャンセルであって事後の御連絡もない場合は、その後の研修参加をお断りすることがございますので、御了承ください。 |
備 考 | ●お一人様、3回まで御参加いただくことができます。 ●主要な駅から開催地まで送迎バスを手配する予定です。 ●天候不順等のやむを得ない事情によりプログラム内容の変更、また日程等を変更または中止する場合があります。その場合は、研修運営事務局から御連絡をいたしますので、予め御了承願います。 |
体験の機会の場
各研修のスケジュール等の概要詳細については順次掲載をいたします。
1)実施者:公益財団法人大阪YMCA YMCA阿南国際海洋センター
【日 程】2025年6月29日(日)
【開催地】YMCA阿南国際海洋センター(徳島県阿南市)
【テーマ】「室戸阿南海岸国定公園での自然体験から学ぶ~海の問題を自分事化するための海洋環境教育~」
【無料送迎バス】JR徳島駅前出発予定(乗車90分程度)
【概 要】研修の概要はこちら
2)実施者:公益財団法人水島地域環境再生財団
【日 程】2025年7月12日(土)
【開催地】 みずしま資料交流館 あさがおギャラリーほか(岡山県倉敷市)
【無料送迎バス】JR倉敷駅前出発予定(乗車時間30分程度)
【概 要】 研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
3)実施者:OMソーラー株式会社
【日 程】2025年8月23日(土)
【開催地】OMソーラー株式会社 地球のたまご (静岡県浜松市)
【無料送迎バス】JR浜松駅前出発予定(乗車時間40分程度)
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
4)実施者:株式会社相愛
【日 程】2025年10月11日(土)
【開催地】株式会社相愛 (高知県高知市)
【無料送迎バス】JR高知駅前出発予定(乗車時間30分予定)
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
5)実施者:公益財団法人キープ協会
【日 程】2025年11月15日(土)
【開催地】公益財団法人キープ協会 清泉寮新館ほか(山梨県北杜市)
【無料送迎バス】JR小淵沢駅前出発予定(乗車時間30分程度)
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
6)実施者:NPO法人雨煙別学校
【日 程】2025年12月21日(日)
【開催地】NPO法人雨煙別学校 コカ・コーラ環境ハウスほか周辺環境(北海道夕張郡栗山町)
【無料送迎バス】研修会当日は現地集合・復路のバスは新千歳空港着予定(乗車時間70分程度)
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
その他(国立公園・国定公園、ラムサール条約登録湿地、社会教育施設等)
(7) タカミヤ環境ミュージアム
【実施者】タカミヤ環境ミュージアム
【日 程】2025年9月30日(火)
【開催地】タカミヤ環境ミュージアム施設ほか(福岡県北九州市)
【無料送迎バス】JR小倉駅前出発予定
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
(8)蕪栗沼・周辺水田 (ラムサール条約登録湿地)
【実施者】特定非営利活動法人 蕪栗ぬまっこくらぶ
【日 程】2025年12月9日(火)
【開催地】蕪栗沼・周辺水田ほか(宮城県大崎市)
【テーマ】「蕪栗沼の湿地を活用した環境教育」
【無料送迎バス】JR古川駅前出発予定(乗車時間40分程度)
【概 要】研修のテーマ及び概要は随時更新してまいります。
お問合せ
研修運営事務局:公益社団法人日本環境教育フォーラム
電話 : 03-5834-2897(平日 10:00~17:00)
E-mail: esd-kensyu★jeef.or.jp(★を@に変換)
担当 : 金久保、中地
※テレワークを実施しています。担当へのお問い合わせはできるだけメールで御連絡ください。