ひとり親家庭のための 奥多摩おやこキャンプ
奥多摩の水源林で、子どもと一緒に参加しながら、大人だけのゆっくりした時間も過ごせるキャンプです。
大人にとっては子育てや仕事で忙しい日々をしばし忘れて、自然に癒されながら自分と向き合う時間。
子どもにとっては興味のあることを見つけ、挑戦し、成長できる時間。
多忙なひとり親家庭の親子がともに自然の中でほっとできる時間を過ごすとともに、野外調理や焚火、渓流遊び、森のぶらんこなど東京とは思えない豊かな自然を満喫する機会を提供します。
水源林ってどんなところ?
『水源林』とは、私たちが飲んでいるおうちの水道水のふるさとです。山に降った雨が森から湧き出して、やがて川になり、それがきれいな水道水として私たちに届くように、健康な森が育てられています。
森林には木材を生産するだけでなく、洪水や渇水をやわらげ土砂崩れを防ぐほか、安らぎの場を与えてくれるなど、私たちの生活を支える大切なはたらきがたくさんあります。森に降った雨はこのふかふかの土壌を通って地中深くに浸透し、たくわえられます。雨が地中にゆっくりと染み込む間に、ちりなどの汚れが取り除かれ、きれいな地下水となって、川へゆっくり流れ出ます。
キャンプではなにをするの?
今回のキャンプでは、アースマンシップの奥多摩フィールドで食事は全員で楽しく作り、テントで寝ます。(テントはご用意します。)
手つかずの自然のフィールドで、都会にあるような便利なものは何もありませんが、都会では味わえない自然の力と優しさを思う存分味わえるアースマンシップだけのプライベートな場所です。
地域の自然を守るため、自然に負荷を与えないキャンプ(ロー・インパクト・キャンプ)を行います。
川遊び、滝飛び込み、秘密基地作り、おにごっこ、木登り、ハンモックで昼寝、薪割り、木工クラフト、山歩きや探検…などなど、いろいろ。何をして遊びたいか、こどもたちに決めてもらいます。
募集概要
日 程 | 2023年7月22日(土)〜23日(日)〔1泊2日〕
>集 合〔7/22(土)10:00〕奥多摩駅改札外 >解 散〔7/23(日)16:00〕川乗橋バス停(奥多摩駅行) |
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場 所 | アースマンシップの奥多摩フィールド(テント泊) ※テントは親子2組で1張になります。 |
参 加 費 | 親子1組 1,000円 ※ 現地集合・現地解散。往復の交通費等は自己負担になります。 |
対 象 | ひとり親家庭の親子(定員10組) ※子どもの対象は小学1年生~中学3年生 ※子どもは複数も可能です。 |
募集期間 | 6月1日(木)~30日(金) ※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。 ※抽選の結果通知は7月初旬を予定しています。 |
主 催 | 公益社団法人日本環境教育フォーラム 〔東京都荒川区西日暮里5-38-5〕 E-mail: forest-retreat★jeef.or.jp(★を@に変換) 認定NPO法人アースマンシップ 〔東京都武蔵野市吉祥寺本町 4-16-4〕 |
「誰一人取り残さない」環境教育に向けて
日本環境教育フォーラムは、「東京マラソン2023チャリティ」の寄付先団体です。本企画は、東京マラソン2023チャリティの寄付金により実施いたします。
様々な形で頂戴したご寄付や会費を活用させていただくにあたり、私たちは身体的理由や経済的・地域的な理由などで、これまでJEEFのプログラムに参加する機会のなかった方々との出会いの場を増やし始めています。
子どもにとって自然のなかで得る学びの重要性はさまざまなところで言及されています。一方で厚生労働省「令和3年度全国ひとり親世帯等調査」によると、日本の約134万世帯がひとり親家庭で、経済的・時間的理由などによって、子どもの体験格差が生じていることが懸念されています。
自然の中で過ごすことは、私たちの元気や活力をとり戻し、自ら考え行動する力を育む時間になります。
お問合せ
公益社団法人日本環境教育フォーラム
電話 : 03-5834-2897(平日 11:00~16:00)
E-mail: forest-retreat★jeef.or.jp(★を@に変換)
担当 : 垂水、清水
※テレワークを実施しています。担当へのお問い合わせはできるだけメールでご連絡ください。