事業の背景
ジョショール県は世界遺産のシュンドルボン(世界最大のマングローブ林)のあるクルナ管区を訪れる際の空路の玄関口で、人口は約280万人、主要産業は農業です。
バングラデシュの冬の風物詩となっているヤシ砂糖(Palm sugar)の生産や花卉栽培が盛んな地域ですが、ヤシ砂糖生産者と花卉生産農家は経済的な課題を抱えています。
特に、商品の品質改善やマーケティング戦略に課題を抱えていることから、生産、商品開発・流通、販売に至る一連の流れを6次産業化の視点で取り組むことが貧困削減のために必要とされています。


ヤシ砂糖生産者の抱える課題
- ヤシの木の伐採、減少
- 十分な現金収入の不足
- 仲介業者の介入により公正な価格取引が困難
- マーケティング戦略(ブランド力)の欠如
- ヤシ砂糖生産の後継者不足

花卉生産農家の抱える課題
- 付加価値のある商品やマーケティング戦略の欠如
- 農薬・化学肥料の多用による環境や健康への影響
- 栽培技術不足による花卉の品質低下
- 花卉の保存、包装や輸送の適切なシステムの欠如
- 仲介業者の介入により公正な価格取引が困難
私たちの取組み
自然環境に配慮しながら、生産者たちが自らの力で暮らしを向上させていくための仕組みづくりを支援しています。
(3年間の事業計画詳細についてはこちら)
協同組合の結成
住民を組織化することで、生産性の向上と市場での販売網を拡大し、持続的な生計向上を目指します。
また、女性のエンパワーメントのため組織リーダーとしての活躍の場も創造していきます。

生産技術の向上・商品開発
各分野の専門家や政府関係者による研修を通して、生産技術や商品の品質向上を目指します。
また、集落外に出ることが容易ではない農村部の女性でも対応しやすいよう、オンラインマーケティングなどの自分たちで商品を販売していくための支援も行います。

次世代への環境教育
小学校の先生とともに開発した環境教育教材や有機学校菜園を活用し実践的な学びを行います。
子どもたちからその家族や地域へと学びが広まることが期待されます。

これまでの成果

現地からの声
プロジェクト詳細
| 正式名称 |
バングラデシュ・ジョショール県の零細ヤシ砂糖生産者と花卉農家の6次産業化を通じた生計向上プロジェクト |
|---|---|
| プロジェクト期間 |
第1年次:2023年5月~2024年4月 |
| 対象地域 |
バングラデシュ
|
| 対象者 |
|
| 提携機関 | Bangladesh Environment and Development Society(BEDS) |
| 協力 | 環境林業・気候変動省、農業省ジョショール県農業局、経済産業省品質管理検査機関(BSTI)、地方自治農村開発協同省協同組合局、観光省観光局、 行政村代表者、食品加工会社、旅行会社、クルナ大学、公立小学校 等 |
| 助成 | 外務省日本NGO連携無償資金協力 |
| SDGs |
最新情報
企業の方へ
JEEFでは企業・団体の皆さまと協力し、環境教育・ESDを軸としたさまざまなプログラムを企画・運営しています。
自然と人が共に生きる未来を実現するためのパートナーとして、ぜひお気軽にご相談ください。
これまでの企業・団体との連携事例については以下のリンクからご覧ください。
お問合せ
公益社団法人日本環境教育フォーラム
電話 : 03-5834-2897(平日 11:00~16:00)
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