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事務局日誌

「市民のための環境公開講座2018」PART1終了!

こんにちは!今年、CSOラーニング生としてJEEFでインターンさせていただいている、中央大学2年の今田海斗です!こんちゃんと呼んでください!

さて、「市民のための環境公開講座2018」PART1が無事に終了しました。
 今回は、井田徹治氏湊秋作氏市川大悟氏のお三方に「生きものの変化と気候変動を知る」というテーマでお話しいただきました。私自身、生物多様性やそれを巡る問題に関心を持っていて、どのお話も魅力的でした。しかし、実は湊さんの回にだけ都合で出席できず、「ヤマネ」や「アニマルパスウェイ」といった興味をそそられる話を聞けなかったことは心残りです。
 PART1の総括として、私は自分の選択がいかに責任あるものなのか、無配慮な行動がいかに地球環境に影響を与えているのかに気付かされました。

今年も暑かった
今年の夏は暑かったですね。全国各地で最高気温が更新されました。特に、7月23日には埼玉県の熊谷市で41.1度と日本史上最も高い値が観測されています。
私も7月は試験が控えているのにもかかわらず、まったく勉強に手がつきませんでした。みなさんも、仕事をなさったり、ボランティアとして働いたり、学業に勤しんだり、、、という中で今年の暑さには辟易としたと思います。
そう、我々人間でも嫌になってしまうこの暑さ。他の生き物も嫌になるはずです(一部の生き物はここぞとばかりにご活躍されているそうですが…)。厳しい暑さが続くこの機会に、いや今こそ、このテーマでお話ししていただく必要があったのだと思います。この状況をほったらかしにしたままにして、将来世代に煮えた鍋のようになっている地球を残してよいのでしょうか?今行動すればまだ間に合います。

地球はこんなに暑くなっている、そしてこれからも…〉
ICPPの第5次評価報告書などにもあるように、地球の気温は過去130年で0.85℃も上昇しています。今から130年前の1888年といえば日本では明治時代。かの有名な「ナショナルジオグラフィック」が創刊されたり、現在の損害保険ジャパン日本興亜である東京火災保険会社の設立や東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館に展示されている「ひまわり」が描き始められたりしました。しかし、130年前といわれてもピンときませんよね。では、皆さんの幼少期を思い出してください。当時は今ほど暑くはなかったはずです。
そして、たった0.85℃上がっただけでも、私たちは辟易としてしまいますが、驚くべきことに2100年までに最大で4℃上昇するという報告があるのです!?
4℃も上昇するなんて考えるだけで熱中症になりそうです。

悲鳴を上げる生き物たち


では気温の上昇、またその原因である温室効果ガスなどは生き物にどういった影響を与えるのでしょうか。例えば、第三回講師の市川さんが紹介してくださった動画に出てきた沖縄の海人の証言。親子二代で漁師をされていますが、父親の世代より明らかに漁獲量が落ち込んでいるそうです。また、ルーマニアの研究者のつい最近の研究でも、アフリカの最高齢のバオバブの木13本中8本、最大のバオバブの6本中5本が枯死していることが報告されています。勿論、寒冷な気候を好む生き物がその生息地を減らしていることは言うまでもありません。
また、地球温暖化の原因でもある温室効果ガス。第一回講師の井田さんも話していたのですがこの温室効果ガスが「海洋酸性化」を引き起こし、ウニや貝などの殻を溶かしてしまいます。
そして、これらの生き物に対する影響は生態系の破壊を促し、より生物多様性に衝撃を与えてしまいます。更に生態系が破壊されると、温暖化も進行しやすくなり負の連鎖を引き起こします。

そして、人間活動にも…


地球温暖化は我々の生活にも影響を与えます。例えば、先述の市川さんの紹介する動画。この動画の中で、昔ながらの製氷法を用いる会社が、温暖化の影響で年々氷が作られなくなっていることに強い危機感を抱いていました。
「地球温暖化問題が国連安全保障理事会の重要な話題となっている。」と語るのは井田さん。例えば、ソマリアでは地球温暖化で今まで暮らしていた土地を追われる、環境難民が増えています。そして、それは気温上昇による土地の劣化、耕作地の減少が一つの引き金となっています。
人間の活動に対する衝撃は、それだけではありません。地球温暖化による海面上昇の影響で、いくつかの島々が海に沈むといわれています。その一つモルディブでは島が失われていくことに抗議をし、海の中で閣議を行ったそうです。

では、私たちはどう行動すればよいのか?〉


これらの問題に立ち向かうために、私達はどうすればよいのかについてお話しいただきました。
FSCに清き一票を
FSCとはなんぞや?という方に簡単に説明いたしますと、「(FSCの)認証は、森林の環境保全に配慮し、地域社会の利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられます。」(WWFジャパン参照)とのこと。つまり、生産から流通までの各過程において、社会的にも環境的にも優しい木材に認証を与えています。私たちはまず、FSC認証を受けたものを選ぶことから始めるべきだと井田さんはおっしゃいます。他にも、水産物の認証マークMSCを選んだり、環境問題に熱心な政治家や企業の商品を選んだりすることを推奨しています。

・エネルギーをクリーンに。そして、開発にゾーニング。
市川さんは、まず私たちにできることとして、クリーンなエネルギーを選ぶことを挙げています。自分で電力会社を選択できるようになった今、電力などのエネルギーをクリーンにする責任を私たちも担っています。そして、ただ単にクリーンだからといって再生可能エネルギーを用いている電力会社を選ぶだけでは不十分です。その開発のために希少な生物種の生息地であったり、生物多様性にとって重要な場所に太陽光パネルや風車などを設置していたら意味がありません。ゾーニングとは、生態系やそのほかの環境に対する負荷を測定し、開発をしてはいけない場所と開発が許される場所とをはっきりとさせることで、環境負荷をなるべく少なくしようとする取り組みです。私たちは再生可能エネルギーを用いている且つ、ゾーニングを行い、環境負荷を少なくしている電力会社を選ぶ必要があるのです。

選択する責任
私はPART1を通して、自分の選択の重要さを知りました。自分の何気ないその選択が、地球環境の悪化に繋がったり、目に見えない誰かを不幸にしたりします。そして、バタフライ・エフェクトではありませんが、それは巡り巡って自分の不幸にもつながるのです。高度に社会が発達してしまった今、私たちは何事にも無関心でも無責任でもいられません。誰もが責任をもって生活しなければならないのです。

ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます。いかがだったでしょうか?私は今までよく考えずに選択することが多かったので、今後の生活は反省しようと思います。
さて、次回PART2「消費とごみの問題から環境を考える」初回は9/11(火)に開催いたします。本パートでは今世間を騒がしている食品ロスや私たちの生活と切り離せないゴミ問題について、井出留美氏長井一浩氏高野孝子氏のお三方にお話いただきます。お三方とも各方面で最先端を進む方々。必見の内容となっております。是非、お誘いあわせの上ご参加ください。お待ちしております。

◆PART2の詳しい情報、およびPART1のレポートはこちら
◆そのほか本ブログの参考として
『FSCについて』WWFジャパン
『気候変動に関する政府間パネル(ICPP)第5次評価報告書(AR5)等について』環境省

文責:今田海斗(CSOインターン生)