こんにちは!2025年度CSOラーニング生の内山結希と菊地晴香です!
2026年2月8日(日)、JEEF事務所の2階会議室にて「バレンタイン×草木染め~今年のバレンタインは自然に対する自分の想いも伝えてみませんか?~」を開催しました。
自分の“ときめき”を大事にしながら、環境や自然にも優しい選択をする輪を広げたい!
そんな想いから、CSOラーニング制度インターン生がゼロから企画を行いました。

当日は雪が降る中、環境問題や自然に興味のある8名の大学生が参加しました!
同年代の交流を深めながらも、お互いに学びあった当日の様子をレポートします!
和やかな雰囲気でスタート
まずは、ホットチョコレートを飲みながら打ち解ける時間です。グループになり、自己紹介を行いました。好きなチョコレートのお話から普段どんなことを学んでいるかまで、幅広い話題で盛り上がりながら、楽しくぺちゃくちゃタイム。

緊張がほぐれ、参加者同士が打ち解けてきたところで、私たちが普段行っている活動について紹介しました
CSOラーニング制度やJEEFのことを知ってもらい、今回の企画に対する私たちの想いを共有します。
「環境問題や自然に興味があっても、普段の生活ではなかなか実践することが難しいこともある。今回はバレンタインという特別なタイミングで少し意識してみませんか?」という話題提供に、参加者も共感してくれた様子でした。
チョコレートに関する環境問題って?
チョコレートに関するさまざまな環境問題の中でも、私たちが直接関係している「過剰包装」の問題について考えてみました。
まずは、これまでどのようなラッピングに包まれたチョコレートをあげたり、もらったりしてきたのかなど思い出してみます。

バレンタインでは、相手に喜んでほしいという想いでプレゼントするからこそ、プラスチックの包装やラッピングボックスなどで丁寧に包装するため、過剰包装の問題につながりやすいです。一方で、プラスチックの個包装の場合は、食品の保護や安全性を確保するために必要であるため、すぐになくすことは難しいですよね。
そこで私たちは、環境に優しく、かつ自分や相手の気持ちにも優しいバレンタインデーの過ごし方を提案しました。環境に配慮しつつも、素敵なラッピングでプレゼントしたり、美味しいチョコレートを選んでプレゼントしたりする方法です。
このチョコレートの選び方は、バレンタインデーだけではなく、日々の自分自身へのご褒美や、ちょっとしたプレゼントでも実践できそうです!
草木染めのラッピングを作ってみよう!
環境に優しく、かつときめくラッピング作りとして、草木染めのラッピング作りを行いました!
草木染めは、植物などの自然由来の染料を使用するため、合成染料に比べて環境負荷が低い染色方法です。今回は、玉ねぎとみかんの皮を染料として使用しました。普段は捨ててしまう野菜の皮などを使うことができる点も良いですよね!そして、比較的低温で、かつ手作業で染めることができるので、工場での生産に比べてエネルギーや水の利用を抑えることができます。
まずは模様付け。5種類の模様の見本から、好きな模様を選びます。模様を布一枚の中で組み合わせながらそれぞれユニークな模様付けをしていきました。
染めるときは、色ムラを防止するために定期的に布を動かすことが大切です。このように、完成するまでに手間や時間はかかりますが、その分「大切にしたい」という気持ちが高まるのではないでしょうか。

布を煮込んでいる間は、周りの人とぺちゃくちゃタイム。
「この鍋からは、玉ねぎのにおいがするけど、隣の鍋はみかんのにおいの方が強い!」
自分のお家から玉ねぎの皮を持参してくれた参加者のお鍋には、その皮を追加で入れているため、それぞれのお鍋の色やにおいにも違いがありました。
布を浸し終わったら、各自バケツで優しく洗い、干します。
完成したラッピングはこちら!それぞれ個性のあるラッピングが出来上がりました!!

知ることから始める「現地で起こる環境問題」
後半では現地で起こっている環境問題として「プランテーション農業」についてお話ししました。
過度な農園開発や生物多様性への影響という環境問題を解決するため、「アグロフォレストリー」という農法が利用され始めています。森林のように、カカオやフルーツ、ニッケイなど様々な植物を育てることで、農薬を使わずとも生態系を維持し、人にも環境にも優しい農業となります。
私たちが今すぐ現地の農法を変えることはできないけれど、「知る」ということでチョコレートを買うときのひとつの視点となることを期待しています。
環境に配慮したチョコレートを食べてみよう!
私たちは、消費者としてどんな選択ができるでしょうか。実際に5種類のチョコレートを、それぞれの特徴を確認しながら、食べてみます。

「ひまわりの種でつくられていても、言われないと分からないね!」
「外袋がおしゃれで、プレゼントするのにぴったり!」
「自分のために買うにはちょっと高いかなあ、、」
「これはアグロフォレストリーだし、包装も再生可能材なんだね」
美味しさ、値段、環境への配慮、買える場所、デザインなど、様々な視点から話し合う様子がみられました。
ふりかえりの時間
まず、自分と向き合う時間です。今回のワークショップで学んだことや今後の生活で行動できそうなことについて、考えてもらいました。言語化しようとすると難しいですが、言葉にしてみることで自分の気持ちに気づき、後半ではすらすらと紙に書いていました。

最後にみんなで自分の想いを共有していきます。
「買うときにアンテナを張り、”なんで”を考えてみる」
「ゴミの分別をもっと徹底する」
「環境に優しい紙包装を使ってみる」
「何事にも愛をもって考えてみる」
それぞれ自分にできそうなことを考え、他の人の意見も参考にしながら、今後取り組んでみようという様子でした。楽しみながらも真剣に環境問題に取り組む姿に、ワークショップを企画してよかったと思いました。


今回のワークショップをきっかけに、少し勇気を出して行動してみたり、家族や友達に自分の想いを伝えてみたりするきっかけになれば嬉しいです。
7か月間のインターンを通して
菊地晴香
JEEFインターンで目標としていた「一般の方々や次世代に環境問題を伝えるにはどうすればよいのか」を職員の方々を間近で見ながら学ぶことができ、とても良い経験となりました。分かりやすく伝える、楽しいと思ってもらえるような工夫づくりをするJEEFのプログラムを実際に運営したり、一人の参加者として参加することができ、とても楽しかったです。
今回のワークショップでは企画から自分たちで行う過程で、内山さんと一緒に悩む日々でしたが、職員の方々の助けもあり開催でき、参加者にも楽しんでもらえたことを心から嬉しく思います。
これからも環境や自然に関わりながら日々学び続けていきたいと思います!JEEF職員のみなさん、ワークショップなどで関わってくださったすべての方々、内山さん、たくさんの学びをありがとうございました!

内山結希
JEEFでの活動を通して、活動開始当初に設定した「大学院の研究だけでは得られない学びを多く吸収し、自身が理想とする環境教育を客観的に考えられるようになる」という目標に、近づくことができたと感じています。また、現場での活動だけでなく、事務所での業務にも携わらせていただいたことで、プログラムを準備する段階の大変さを実感すると同時に、イベントが無事に終わったときのやりがいも感じることができました。
今回のワークショップでは、自分たちの想いを相手に届けることの難しさを感じる場面も多くありましたが、参加者の方々と和気あいあいとした空間をつくることができて本当に良かったです。
7か月間の活動を通して得た学びを糧に、社会人としてこれからも努力を重ねていきたいと思います。最後に、JEEFの職員の皆さまをはじめ、各現場でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

