
8月1日(水)~7日(木)に、屋久島・種子島で「サマーキャンプ2025-大自然と科学を心に刻む冒険-」が実施されました!
ここからは、前編に続いて、5日目から最終日までのアクティビティーの様子をレポートします。
5日目:沢登りと滝つぼダイブ
今日も、それぞれのお仕事から始まります。お仕事が終わったら、朝ごはん。


この日は、沢登りをしました。
水着に着替えて、沢に向かいます。滑りやすいので注意しながら、上流に向かいます。

目的地に到着すると、大きな滝がありました。

魚を探すほか、石を削って出た色でネイルをしていました。
また、滝つぼへ飛び込みも。大人も子どもみたいに一緒に楽しみました♪


今日は、屋久島でのキャンプ最後の夜。明日からは種子島で生活します。
そこで、ディナーはみんなで決めます。相談した結果、ハンバーグとシチューをつくることになりました。決まったら、必要な材料を買い出しに行きます。


晩御飯のお買い物が終わったら、それぞれ600円を目安におやつを買いました。
値段を見て自分で計算します。なんと600円ぴったりの子がいました。


みんなで作った夜ご飯の味は、とびきりの美味しさでした!
6日目:バイバイ屋久島、いざ種子島へ!
いよいよ、種子島へ移動する6日目です。
いつもの係に加え、自分の荷物を整理する必要があります。

冷蔵庫の余った食材でクッキング。昨日つくったものもみんなで食べます。



ごはんが終わったら、片づけタイムです。隅々まで確認し、掃除を行いました。来た時よりも美しく。

片づけと大家さんへのお礼のあいさつが済んだら、港へ向かいます。
船に乗り込む前に、腹ごしらえタイム。お弁当を頂きました。

いよいよ、フェリーに乗り込みます。種子島へ行くのが初めての子も、たくさん。
フェリー内では、客室でのんびりするだけでなく、デッキでも遊びました。

そうこうしているうちに、種子島へ到着。

ここから、本日の宿まで歩いて向かいます。

子どもたちにとっては、長い長い道のり。暑いので水分補給しつつ進みます。

今日からの宿は、もともと学校だった場所で、教室のお部屋に泊まります。
暑い中、大きな荷物をもって、階段を頑張って登りました。

念願の二段ベッド🛌やっぱり上で寝たい子が多かったです。
部屋のお友達とお話をして、ケンカをせずに寝る場所を決めることができました。

自分たちでシーツをかけたり布団を広げたり、しっかりベッドメイキング!
午後のプログラムは、ペットボトルロケット作り!からの対戦!

評価基準はたくさんあり、「飛んだ距離」「デザイン性」「安全性」「チームワーク」と、班ごとに、それぞれのナンバーワンロケットを作成します。

みんなの知っている知識を持ち寄り、「どうする?」「こうした方がいいんじゃない?」と作戦会議中。

小さな低学年のお友達たちも、上級生と一緒に力を合わせて、ロケット作りに集中!

女子チームはデザイン重視!カラフルで、可愛いロケットにしようと、デコレーションに真剣。
班それぞれ、個性的なロケットが完成!

さあ、いよいよ発射です。


みんなが見守る中、青空に向かって勢いよく発射!!!
暑くて、疲れてきたこどもたち。
集中力が切れかけている子も少なくない時でしたが、発射の時だけは、みんなが「がんばれー!」「すごーい」と大注目でした。

ペットボトルロケットをつくって飛ばしたのは、ただの遊びではなく、大事な大事なゲームなのでした?!
なぜなら、夜ご飯がかかった「食材獲得ゲーム」だったのです!
チームごとに、獲得できた食材が異なり、ゲットした食材でできる料理をみんなで考えます。

さて、どんなご馳走が出来上がるのでしょうか?
こちらは、ひたすらニンジンを細かく切っていました。



屋久島チームは、キャンプ中の朝ごはんと夕ごはんを自分たちで作ってきたので、とても手際がよく、スムーズに調理できていました。

時には喧嘩もしながら、最後まで諦めず、無事にご飯が完成!


とても美味しいご飯ができました。たくさん遊んだあとは、モリモリたくさん食べました!
7日目:いよいよキャンプ最終日
今日の朝ごはんはサンドイッチ。


なんと、子どもたちへのサプライズプレゼント!今日まで頑張ったみんなにご褒美のお菓子です。


普段は滅多にできない、朝ご飯後のお菓子に、この笑顔。
おやつのあとは、荷物整理と泊まったお部屋のお掃除をしました。

種子島にきたら、やっぱりここ!種子島宇宙センター。
実物大のロケットの模型の前で、最後の集合写真!
ここでは、2グループにわかれて見学をしました。
宇宙科学技術館チーム!
ロケットが発射するまでの実際の映像を見たり、、

まるで本当の無重力空間にいるような写真を撮ってみたり!!

宇宙センター内バスツアーチーム!
「種子島でしかできないこと」という特別な体験に、子どもたちも目をキラキラさせて夢中になっていました。

センターの方のお話をきくことだけでなく、本物の部品を近くでみることができました。

キャンプ最後のご飯は、JAXA食堂 宙飯屋でカツカレーをいただきました。
着々と帰る時間が近づいてきて、関東組とのお別れを惜しむかのように、みんなでわいわいお話をしながら楽しみました。

関東組のみんなとは空港でお別れをし、屋久島組は高速船トッピーで帰ります。
チームのみんなと作った思い出のロケットもしっかりもって。

1週間、元気いっぱいでずっと走りまわっていたみんなも、帰りの船では夢の中。


長いようであっという間な7日間、初日とは見違えるほどたくましくなりました。
大きな怪我も病気もなく、全員無事にキャンプを終え、お家に帰ることができました。
(文責:HUB&LABO Yakushima)
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