JEEFの活動 Activities

東京ネイチャーアカデミー 2022 (2022年9月~2023年6月)  活動レポート

6月6日 Ⅵ.まとめの章 6-2アクションプラン発表会&修了式/修了記念パーティー
ファシリテーター:川嶋直 氏 (公社)日本環境教育フォーラム 前理事長 主席研究員
「東京ネイチャーアカデミー2022」もこの日が最終講座。受講生は昨年9月から1年弱の間に学んだことや体験したことを生かして、こんどは自分が誰かを誘って自然とふれあうための「アクションプラン」を作り、みんなで発表会を行いました。アクションプランは修了後のOB会としての活動計画や、東京シニア自然大学NEXTでの企画提案に行かされることでしょう。修了記念パーティーでは、この講座を通じて生まれた新たな友達同士として、受講生たちは今後の活動予定について楽しく話し合っていました。最後にこれからの活動の発展を祈願しての手拍子をもって、講座はすべて終了となりました。


5月30日 Ⅳ.東京の自然を巡る章 4-2 東京の絶滅危惧植物と植物多様性センターの取り組み
講師:日比 也貴 氏 都立神代植物公園 植物多様性センター 副センター長
この日は緑が色濃くなった調布市深大寺の森にある植物多様性センターを会場に、東京の絶滅危惧植物のことや、実際にセンターで取り組んでいる保護増殖について学びました。座学の後は屋外で武蔵野の雑木林や伊豆諸島の植生を再生したエリアを巡って、いろいろな植物を手に取って観察し、思わぬ発見がたくさんの観察会となりました。午後はバラが咲く植物園を見学し、深大寺のガイドツアーで深大寺と門前町の歴史についても学びました。

5月23日(座学)&26日(観察会) Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-2 植物編
講師:片山 舒康 氏 東京学芸大学 名誉教授
樹木を中心にした植物についての講座で、23日の座学は講師がご専門の藻類についてのお話から始まり、身近で見られる樹木の見分け方や関東地方の樹木の特徴など、樹木についての基礎を学ぶ講義でした。26日は都立林試の森公園に出かけて、講義で学んだことを実際に目で見て確かめながら、植物の見分け方と生態について学びを深める一日になりました。受講生はスマホで撮影した木の葉の写真に種名を入れるなどして、皆さんで共有しあいワイワイ楽しく学んでいました。

5月9日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-5 川の生きもの調べ・子供に伝える安全な川遊び
講師:木村 幸一郎 氏 ナチュラリスト・東京都鳥獣保護管理員
春の清々しい青空のもと、裏高尾・小仏川(南浅川)の清流に足を浸して、水生生物をつかまえて種類を調べ、川の水の「水質」について学ぶ講座を行いました。最初は一見何もいない様に見えた川で、石をひっくり返してみると、姿かたちが様々な虫たちが見つかりました。カワゲラ類、トビケラ類、トンボのヤゴ、ミズムシなどの昆虫の他、プラナリアやヒル、カエルやアブラハヤなどを捕まえました。集計用紙に見つけた生きものを記録したところ、小仏川の水がとても綺麗な水質であることがわかりました。続いて、子どもと水遊びをするのときの安全な装備や知識についても講義を受けました。

4月25日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-1昆虫編「昆虫学入門」
講師:橋本 健一氏 千葉県立保健医療大学 名誉教授
春本番となり野山が虫たちで賑わい出す時期に、昆虫とはどんな生き物かについて学ぶ講座を開催。都立善福寺公園にある杉並区立郷土博物館を会場に、前半は座学で節足動物である昆虫の体のしくみ、完全変態と不完全変態の違い、脱皮のしくみ、花と虫の共進化などについて学びました。午後は屋外に出て、身近にある草むらにどんな虫がいるか、手づかみで捕まえては講師に同定して頂きました。ほんのわずかの時間でしたが15種類ほどの昆虫が見つかり、改めて虫の世界の不思議さや面白さを体感する一日となりました。

4月21日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-4「里海の保全と活用」
講師:海野義明氏 認定NPO法人オーシャンファミリー アドバイザー(前代表理事)/はやま里山ファーム(株) 代表取締役

この日は神奈川県葉山町まで足を延ばしての講座となりました。東京の南に位置する相模湾は、夏は暖流黒潮の影響を受け、冬は寒流親潮の影響を受け温帯亜熱帯亜寒帯の海洋生物が生存し、日本の中でも特に多様性の高い海です。相模湾の東部、三浦半島の付け根に位置する葉山町の砂浜と磯が混在する自然豊かな海岸を歩きながら、磯や砂浜で多様な海岸生物を観察し、森川海のつながり、自然の豊かさを体感し、海の環境問題についても考える一日になりました。

 

4月6日 Ⅳ.東京の自然を巡る章 4-3「はけの道小金井から野川公園を歩く」
講師:川上 典子氏 NACS-J自然観察指導員東京連絡会(NACOT)代表
小金井周辺は豊かな水に育まれた町です。野川沿いへ向かう道は「はけの道」と呼ばれ、湧水のある寺社や屋敷の庭園などが点在し、崖線からの坂道も多くあり、緑豊かな武蔵野公園、野川公園と続いています。はけの斜面は武蔵野の雑木林となり、四季を通じて楽しめる散歩道。春の桜と芽吹きの鮮やかな木々の緑を見ながら、武蔵小金井から野川沿いを歩いて、沢山の花々と新緑を観察して春の息吹を満喫しました。東京でも身近な場所にある素晴らしい自然を体感して、皆さん大感激でした!

3月28日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-10 キャンプ入門「野外活動の基礎技術を体験する」
講師:野口 透氏 川崎市黒川青少年野外活動センター 所長/NPO法人国際自然大学校 理事
春本番、家族や友人と一緒にキャンプに出掛ける機会もあることを想定し、キャンプの基礎を体験する講座でした。まずは鉈で巻き割り、メタルマッチでの火おこしから始まり、ドラム缶を窯にしたビザ作りを楽しみました。薪の火でこんがり焼けたパリパリのピザのなんと美味しいこと! 午後はロープワークの基本とブルーシートでのタープ立てを体験。市販のタープを購入せずとも、100円ショップで材料を買えば数百円でタープが建てられます。最後は満開の桜の下での記念撮影でした。

3月16日 Ⅳ.東京の自然を巡る章 4-5 石神井公園と三宝寺池 「身近な公園で早春の自然観察会」
講師:川上 典子氏 NACS-J自然観察指導員東京連絡会(NACOT)代表
石神井公園は三宝寺池、石神井池の二つの池を中心とした公園で、三宝寺池にある貴重な北方系の沼沢植物群落は1935年に国の天然記念物に指定されました。池の周辺に入り込むと深い森にいるような独特の光景が広がり、水辺があることで多様な生き物が生息し、昆虫類も多く、秋冬は水鳥もやって来ます。この日の午前は春の穏やかな日差しの中で、コブシの花、枝垂れ柳、雪柳などの木々や草花の芽吹き、蝶などの動き始めた虫たち、繁殖期が始まった鳥たちの様子を観察しました。午後には牧野記念庭園に移動して、植物学者の牧野富太郎氏の功績について学び、最後に記念撮影をして解散となりました。

2月28日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-3「野鳥観察入門 都市に息づく命の再発見」
講師:安西英明氏 (公財)日本野鳥の会 参与/(公社)日本環境教育フォーラム 理事
   嶋村早樹氏 (公財)日本野鳥の会 レンジャー(東京港野鳥公園担当)
この講座では東京湾岸の自然復元を目指した先駆的な自然観察施設、東京港野鳥公園で野鳥観察を一日楽しみました。現地レンジャーの島村さんから野鳥公園の歴史についてのお話をお聞きした後は、講師の安西さんから越冬している野鳥の生態についてのお話、特にカモ類の繁殖行動についての非常に興味深いお話を伺いました。屋外での野鳥観察では、カモ類の他にオオタカとノスリなどの猛禽類も観察でき、ラッキーなことに珍鳥「ヒレンジャク」をみんなで観察できましたよ! 午後は里山の自然を復元した生態園で「春をみつけよう!」をテーマに自然観察を楽しみました。水辺でヒキガエルの卵塊を発見し、興味深く観察しました。
*この日に野鳥公園で観察された鳥たち(東京港野鳥公園のスタッフブログ)
https://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archives/1080456589.html

2月7日  Ⅱ.自然と人の関りを学ぶ章 2-6「雑木林の保全活動 飯能の里山で竹林問題を考える」
講師:平井純子氏 駿河台大学 教授、(一社)里山こらぼ 代表理事/中村進氏 里山の達人(竹林地主)
 埼玉県飯能市の里山まで足を延ばして、全国各地の里山で問題になっている竹林拡大や獣害について学ぶ一日でした。竹林での間伐作業、刈った竹での器と箸づくり、地元の新鮮野菜と一緒にジビエ料理のイノシシ汁を自分で作った器で美味しく頂いた後は、平井先生から竹林問題がなぜ深刻化しているのか、里山ではどんな獣害が起きていてどんな取組があるのか、ジビエ料理として頂くことの意味について講義で学び、何世代も里山で暮らす中村さんのお話も興味深くて、ほんの少しですが里山暮らしをみんなで楽しく体験する日となりました。平井先生の講座を受講している専修大学の大学院生2名が、活動サポートとして大活躍してくれました。ご協力に感謝です。

1月24日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-7「気象入門」
講師:伊藤みゆき氏 気象予報士/NHKラジオ第1・FM「マイあさ!」気象キャスター
日々のお天気は私たちの暮らしと密接な関りがあります。「ラジオの聴き方のコツや季節の移り変わりや近年の災害について」というテーマで、NHKで気象キャスターを務める気象予報士を講師に迎えての講座でした。「天気を知る・親しみを持つ」と、①体調管理、②命を守る、③会話の幅が広がる、④全国どこに行っても楽しみがある、⑤子どもたちへのバトンをつなぐ、など生活が豊かになるスパイスになり、「いつもを知ることで、いつもと違うを知る」ことの大切さを学ぶ講座となりました。災害への備えとして自分自身の「マイタイムライン」の作り方も学びました。

1月10日 Ⅱ.人と自然の関わりを学ぶ章 2-5「江戸前の海苔つくり産業の変化を学ぶ」
講師:五十嵐麻子氏・滝本彩佳氏 大森 海苔のふるさと館 職員
2023年最初の講座では、海苔づくりに挑戦しました。大田区の大森地区は、かつて日本最大の海苔養殖地で江戸時代中頃から海苔づくりが行われていました。しかし、高度経済成長の過程で東京湾の開発が進められ、昭和37年に漁師は漁業権がなくなりました。そうした大森の海苔養殖の歴史を解説と海苔つけ体験とまち探訪を通して楽しく学びました。受講生が制作した海苔は、ふるさと館で乾燥させたのち、次回の講座でそれぞれに渡されます。果たしてお味はいかが、楽しみです。

12月20日午後 Ⅵ.まとめの章 6-1「アクションプランの作り方」
講師:川嶋 直 氏 (公社)日本環境教育フォーラム 前理事長/主席研究員

   東京シニア自然大学NEXT (近藤氏、井上氏、森田氏)
 2022年最後の講座では受講が修了する来年6月に向けて、受講生がご自身でご家族やご友人を誘って自然とふれあえる場所に出かけるときの行動計画「アクションプラン」の作り方について、ワークショップ形式で学びました。
当日は本講座OBが運営する「東京シニア自然大学NEXT」から講師をお招きして、NEXTの活動の様子をご紹介いただき、アクションプランをどの様に作っているかについて、具体的な事例をもとにご紹介頂きました。

12月20日午前 Ⅴ.環境とSDGsについて考える章 5-1「環境公開講座のふりかえり」
講師:星野智子 氏 (一社)環境パートナーシップ会議 副代表理事/(一社) SDGs市民社会ネットワーク理事
ファシリテーター:鴨川光 (公財)日本環境教育フォーラム ジャパンGEMSセンター主任研究員
 前半は今話題のSDGsについて「それって何」「どんなこと」「何をすれば良いの」など、SDGsについての基礎について、星野智子さんの講義で学びました。その後は、環境問題やSDGsをテーマにしたオンライン講座「市民のための環境公開講座」(SOMPO環境財団、損保ジャパン共催)を受講生が視聴して「感じたこと」「自分でもやってみたいと思ったこと」について、事前にご提出いただいた記録シートをもとに、JEEF主任研究員の鴨川光が進行役となり受講生同志で共有するワークショップを行いました。SDGsを実践するためのたくさんのヒントを分かち合うひと時となりました。

12月6日 Ⅱ.人と自然の関わりを学ぶ章 2-4「昭和以前の生活にみる動植物利用の知恵」
講師:鹿熊勤 氏 情報工房「緑蔭風舎」代表/ジャーナリスト
 化学合成素材以前の時代に暮らした人々は、個々の自然素材がどのような生活用途に向くかを熟知し、自然の特徴を具体的に把握し、最も効率よく活かす「適材適所」の知恵を持っていました。当日は自然素材で作った道具を見せて頂きながら、人がどの様に素材を活用してきか、日本人が伝えてきた「自然を利用する知恵」について学びました。午後はササ竹の竹ひごを素材に、竹かご作りに挑戦しました。やってみると、実はこれがなかなか難しくて苦戦していました。ご自宅に持ち帰ってその後見事に完成させた受講生もいらっしゃいました。

11月29日 Ⅲ.自然とふれあい学ぶ章 3-8「秋~冬の星空・宇宙のなぞ・天体入門」
講師:国司真 氏 跡見学園女子大学 兼任講師/弘田澄人 氏 かわさき宙と緑の科学館 学芸員
 この日の講座は、神奈川県川崎市の生田緑地にある「かわさき宙と緑の科学館」で開催されました。前半は世界最高クラスの星空を楽しめるプラネタリウム「メガスターⅢフュージョン」でこの季節の星空について学びながら、「遠くの銀河を求めて」というテーマでハワイのすばる望遠鏡がとらえた遠くの銀河についての投影を見学しました。後半は天体望遠鏡で実際に月や木星を観測する予定でしたが、あいにくの大雨。その代わりに「彗星と流星群」ついての解説や、最近見られた皆既月食についてなど、美しい天体写真を見せて頂きながら天体についての基礎講座を楽しみながら受講しました。

10月15日 .自然とふれあい学ぶ章 3-6b「山の歩き方入門(高尾山登山)」
講師:山口章  日本アウトドアジャーナリスト協会 常務理事/『山と渓谷』元編集長
 東京ネイチャーアカデミー前期の山場は「高尾山登山」です。前回の「山の歩き方入門(座学)」で学んだことを踏まえて、靴や衣類、持ち物を整えて高尾山口駅に集合。紅葉が見ごろの高尾山は大混雑が予想されましたが、この日の朝は天気予報が外れてまだ雨が残っていたためとても人が少なく、登山道の「稲荷山コース」は貸切状態でしたよ! 出発後まもなく雨はあがり、しっとりとした空気につつまれた錦秋の高尾山を楽しみながらの登山でした。山頂のビジターセンターでは高尾山の自然についてのレクチャーをレンジャーから受け、どうして高尾山の自然が豊かなのかを学びました。下山時に歩いた四号路のつり橋では、他に人がいないので貸切状態で記念撮影ができましたよ。受講生みんな一緒に思い出が残る高尾山登山でした。

10月1日 午後 .自然とふれあい学ぶ章 3-6a「山の歩き方入門(座学)」
講師:山口章
氏 日本アウトドアジャーナリスト協会 常務理事/『山と渓谷』元編集長
 この日の午後は、東京ネイチャーアカデミー前期の山場となる高尾山登山に備え、歩き方の基本や登山計画の立て方、服装や靴などの道具の選び方について、世界各地で登山ガイドを経験されている山口章先生にレクチャーして頂きました。先生が実際に使う衣類や道具を持ってきてくださり、その場でさわって感触を確かめたり、登山の道具選びについて個別に詳しく教えて頂くことができました。さぁ、11月15日は高尾山の山頂を目指して登りましょう!

10月1日 午前 .人と自然の関わりを学ぶ章 2-3「自然保護の歴史と、移り変わってきた目的・目標」
講師:横山隆一
氏 (公財)日本自然保護協会 参与
 この日の午前は、自然環境の保護保全に関する歴史と事例をレビューするというテーマでの講義。現在の自然保護の目標は、生物多様性を守ること。すなわち自然界に階層を持って存在する生態系・生物種・種の中に生じた遺伝子の多様性を守ることにより、自然界の持続性とその中で生きる私たちヒトという種の生存と生活をも守ろうとするもの。これらのことが、何をきっかけにどのようにして生じてきたか、現代の日本人の暮し方とどう係わるかについて、明治から現代までの自然保護に関連する出来事を紹介して頂きながら、人と自然の関わりと自然の保護保全がなぜ必要なのかについて、わかりやすくお話をして頂きました。

1020日 .東京の自然をめぐる章 44「東京の里山保全地域・横沢入り 自然観察会」
講師:川上典子  NACS-J自然観察指導員東京連絡会 代表
 この日は見事な秋晴れの下で「東京ネイチャーアカデミー」ならではの、今年度初のフィールドプログラムでした。東京都の里山第1号に指定されたあきる野市の横沢入で自然を楽しみながら、秋の収穫時期の田んぼと、周りの谷戸で暮らす生き物の観察をして歩きました。横沢入りにはいくつもの谷戸があり、そこから流れ込む水辺ではミゾソバ、アキノウナギツカミなど秋の草花が見頃となり、木の実も多く見られました。アキアカネなどトンボや草むらの昆虫、豊かな昆虫相ならではのクモ類が見られ、生き物のつながりが感じられました。

1011日 .東京の自然を巡る章 4-1 「都立公園の自然の魅力と六義園ガイドツアー」
講師:照井進介氏 東京都公園協会 防災多摩部エリア担当課長(前六義園サービスセンター長)
 この日は、東京ネイチャーアカデミーにご後援を頂いている(公財)東京都公園協会の職員で、本年6月まで六義園のセンター長を務めていた照井伸介さんを講師としてお迎えしました。午前は様々な都立公園をご紹介いただきながら、その魅力についてお話を頂き、都市公園の役割(環境保全、都市の景観形成、防災、レクリエーション)や管理運営について学びました。午後は六義園のガイドツアー。園内を散策しながら六義園の歴史、和歌にある風景、維持管理などについてのお話を頂きました。午前の講義と午後のガイドツアーで、都立公園に対する理解が深まる一日となりました。

10月4日 午後 .人と自然の関わりを学ぶ章 2-2 自然と哲学「科学的自然像の中心の変化をたどる」
講師:加藤 尚武 氏 京都大学名誉教授/鳥取環境大学名誉学長
 この日の午後は「科学的自然像の中心の変化をたどる」という、ちょっと難しい内容の講座でしたが、人間が自然をどの様に捉えてきたのかを学ぶことで、いま自分の眼の前にある自然の見方も変わってくるかもしれません。
講義は「アリストテレスープトレマイオスの自然像」「ニュートンの自然像」「相対性理論と量子力学の自然像」「そして環境論」という流れで、最後はロシアが仕掛けた戦争について、環境倫理の視点から、絶対にやってはいけない事であると、大変厳しくいさめる内容のお話で締めくくられました。

10月4日・午前 .人と自然の関わりを学ぶ章 2-1 人と動物の関係論 「望ましい人と動物の関係について学ぶ」
講師:林良博 氏 国立科学博物館 元館長/山階鳥類研究所 顧問
 この日は午前・午後とも、ガッツリと濃密な内容の座学でした。午前は、国立科学博物館で三年前まで館長を務められた林良博先生による講義です。「人類は、その生存のために、野生動植物を食料、衣類、燃料などの「生物資源」として利用してきました。しかし、人類が狩猟・採集生活から、農耕・牧畜生活を主体とする生活に移行して以降、栽培植物・飼育動植物についての個別知識を「体系化された伝統知」として集積して、各地域の人びとの生存に役立ててきました。19世紀以降は、飼育動物や栽培植物に関するこのような伝統知が、新たな誕生した近代科学・技術に置き換わり、農学(園芸学、作物学、農芸化学、畜産学、林学、林産学、水産学、獣医学)として現在に至っています。20世紀後半に誕生したアニマルセラピー学は、従来の「人類の生存のための農学」ではなく、その農学の中に芽生えた「人類の生活の質を向上させる農学」を体系化しようとするものです。」といった内容で、人と動物の関わりについての興味深い内容の講義でした。

9月20日 .はじまりの章 1-3「その前に、自分のからだについて知っておこう」
講師:河原塚達樹 氏 (一社)日本クッブ協会 代表理事
 一番最初となるこの講座では、まずは自分の体について知っておこうという目的で、レクリエーション系のゲームを楽しみながら自己紹介をしてみたり、クッブというゲームを通じて、みんなで楽しみながら体を動かしてみました。
「Kubb(クッブ)」とはスウェーデン語で「薪(まき、たきぎ)」を意味しています。これはクッブ競技発祥の地であるスカンジナビア半島スウェーデン沖にあるゴットランド(Gotland)島で、どの家の軒下にも薪のあった時代にこの薪を用いた遊びが生み出されてきたことに由来しているそうです。(日本クッブ協会のサイトより)
当日は2つのチームに分かれて、クッブを倒して奪い合うゲームに熱中しました。この日はあいにくの雨のため室内で実施しましたが、晴れていれば芝生の上で行うゲームです。

9月6日 東京で、自然に親しみ、出会いを楽しみ、環境を学ぶ、大人の講座
     「東京ネイチャーアカデミー2022」が開校しました!
.はじまりの章 「1-1 開校式/1-2 PCやオンラインの基礎講座」
 2013年から7年間開校して、コロナで2年間やむなく休校した「東京シニア自然大学」が、名称も新たに「東京ネイチャーアカデミー2022」として再スタートしました!
この日は記念すべき開校式。募集期間中の終盤で新型コロナウィルスの第7波が発生したため、お申し込みを辞退される方が相次ぎ、最終的に16名の受講生と共にスタートすることとなりました。
開校式では、主催者である日本環境教育フォーラムの阿部治理事長のあいさつに続いて、2022年度の同級生となる受講生同志の自己紹介、ご参加の動機やこれからやってみたいことなどについて、ワークショップ形式で共有しあいました。受講生の平均年齢は62歳で、30代から70代までいらっしゃいます。午後には、オンライン講座に向けてのパソコンの基礎講座などを開催しました。
さぁ、どんな10か月になるのか、ワクワクドキドキの始まりです。

2024年度募集要項(3月10日まで募集中)

お問合せ

公益社団法人日本環境教育フォーラム
電話  : 03-5834-2897(平日 11:00~16:00)
E-mail: jeef-tna2022★jeef.or.jp(★を@に変換)
担当 : 京極 ※テレワークを実施しています。担当へのお問い合わせはできるだけメールでご連絡ください。

 

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