JEEFの活動 Activities

探究ワークショップキャラバン

探究ワークショップキャラバンとは…

日本環境教育フォーラム(JEEF)では、東京マラソン2026チャリティの寄付金を使って、病気、障害、地理的・経済的な理由など、さまざまな理由で探究的な学びの場に参加することがあまりできていない子どもたちに探究ワークショップを届けるキャラバンを実施しています。

JEEF内にある、ELMSセンター(探究的な学びのセンター)が養成した各地のファシリテーターと共に、病院、放課後等デイサービス、児童養護施設、こども食堂、被災地などでワークショップを展開してまいります。

考えるっておもしろい!そんな体験をすべての子どもたちに。

周りの環境によって子どもが得られる体験に格差が生じる、「体験格差」の問題が注目されていますが、その背景にはさまざまな理由があります。

認知度が高い理由だと、家庭の経済状況や多子家庭での時間・人手の不足、あるいは居住地が都心部から離れていることによる地理的条件などがあります。

参照:公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン「子どもの『体験格差』実態調査最終報告書~全国の小学生保護者2,097人へのアンケート調査~」

一方で、わたしたちがご一緒している病気や児童福祉の現場での体験格差は、あまり表に出てきにくいのが現状です。

児童養護施設や母子生活支援施設に入っているので、外部のイベントに参加しにくい子どもたちがいます。
人が集まる場所だと、感染症が怖いから、ほかの子に迷惑をかけてしまうのが不安だから出かけられないという病気や障害を持つ子どもたちがいます。
そして、そういった子に合わせて我慢をしているきょうだいたちがいます。

そういった子どもたちも含めて、すべての子どもたちが学ぶことの楽しさを知り、将来への希望が高まるきっかけとなるようなワークショップを提供していきます。

これまでの実績

■2024年度

・石川県かほく市(能登半島地震の被災地の親子)
・富山県富山市(同上)
・福井県敦賀市(同上)
・岡山県岡山市(小児がんの子どもとそのきょうだいたち)

■2023年度

・青森県弘前市(地理的格差のある子どもたち)
・静岡県浜松市(不登校の子どもたち)
・岡山県岡山市(小児がんの子どもとそのきょうだいたち)
・沖縄県那覇市(放課後等デイサービスの子どもたち)

■2022年度

・愛媛県松山市(小児がんの子どもとそのきょうだいたち)

JEEFとつながる

JEEFに関するお知らせやイベント情報、
JEEF会員などからの環境教育に関する情報をお届けします。