SDGs達成に向けた環境教育・ESD実践講座
【主催:環境省 協力:文部科学省】
本研修は、持続可能な社会の構築を目指して、さらにはSDGsという世界共通の未来の価値を相互に磨き合う協働・共創を通して、学校や地域において質の高い環境教育・ESDを実践・推進するリーダーとなる人材を育成することを目的に、文部科学省の協力のもと、環境省主催で開催するものです。
本研修では、学校におけるカリキュラム・マネジメント等の実践力向上を目指す「カリキュラム・デザイン・コース」(クリック:詳細)と、環境教育・ESDにおける体験活動の実践力向上を目指す「プログラム・デザイン・コース」(クリック:詳細)の2つのコースを設けています。
期待される効果の一例
「カリキュラム・デザイン・コース」
- 学校教職員…授業でどのように環境教育を取り上げたらよいか演習を交えて学ぶことができる。
- 教育委員会…教職員向けの環境教育・ESDの実践研修としても参考になる。
- 行政関係者…環境教育・ESDの現状・課題等を施策等に反映できる。
「プログラム・デザイン・コース」
- 学校教職員…体験活動の実践や事業者等と連携する方法等について学ぶことができる。
- 行政関係者…体験の機会の場や体験活動の実践を理解することにより、施策等に反映できる。
- NPO・企業関係者…他団体の体験プログラムを実際に体験し自団体の取組に生かすことができる。
★両研修とも、参加者同士の交流やつながりも期待できます。
研修の内容
(1)カリキュラム・デザイン・コース
学校や地域において、教科横断型で地域共生の視点を取り入れた環境教育・ESDを実践・推進していくリーダー人材を育成することを目的とします。
参加者が環境教育・ESDのカリキュラムをデザインする力を養うことができるよう、講義と実践事例紹介やグループワークでの演習で構成します。なお、対面型研修の講義は事前学習としてYouTube動画にて事前視聴いただくことを予定しています。研修開催1~2週間前に配信予定です。
今年度は集合型研修(オンライン、対面)と講師派遣型研修の2形態で実施します。
環境教育教材 や 事例集 について
毎年多くの先生方から “実践事例をたくさん知りたい” という声をお聞きします。
研修会の中では事例を紹介する時間は限られています。代表的なサイトをご紹介しますので参考にしてみて下さい。 ▶ こちらから
■ 集合型研修①(基礎編:オンライン型研修)
講義と校種別(小学校、中学校、高等学校)実践事例紹介、質疑応答等を行い、環境教育・ESDの基礎やカリキュラム・デザインのポイント等について学びます。
研修はオンライン会議システム『Zoom』を使用して、2回開催します。
※ 第1回と第2回の研修は同内容であり、連続講座ではありません。
※ 実践事例紹介は、ブレイクアウトルームで小学校チーム(主に小学校の教職員等)、中学校チーム(主に中学校の教職員等)、高等学校チーム(主に高等学校の教職員等)に分かれて実施します。なお、小学校、中学校の実践事例紹介校は昨年度と同じ学校です。
日 時 | ● <第1回> 2024年7月30日(火)15:00~17:00 ←受付終了しました ● <第2回> 2024年8月3日(土)15:00~17:00 ←受付終了しました ※小学校(主に小学校の教職員等)、中学校チーム(主に中学校の教職員等)と高等学校チーム(主に高等学校の教職員等)に分かれます。 |
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対 象 | 環境教育・ESD、SDGsに取り組みたい教職員、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、地方公共団体、大学生・大学院生等 |
受講料 | 無 料 ※ オンライン視聴における通信料金等は自己負担となります。 |
定 員 | 各回500名まで |
注意事項 | ・申込締切は、各回開催1週間前の17時まで。 ※定員に達し次第〆切ります。 ・ブラウザでの参加も可能ですが、できる限り、事前にアプリをインストールするようにお願いします。 ・無断キャンセルはご遠慮ください。体調不良等 やむを得ない場合や急用の際には、できる限りお早めにキャンセルのご連絡いただきますようご協力を宜しくお願いいたします。 |
■ 集合型研修②(実践編:対面型研修)
校種別(小・中学校チーム、高等学校チーム)に分かれたグループワークを 『対面型』 で開催します。
●小中学校チーム:実践事例の紹介や各教科等と関連させた環境教育・ESD、SDGsの年間指導計画案(ESDカレンダー等)の作成
●高等学校チーム:総合的な探究の時間を中心とした教科横断・地域連携の学習活動の整理、3年間の指導計画等
なお、講師による講義は、事前学習としてYouTube動画にて事前視聴いただきます。
日 時 ・ 会 場 | ● <東京会場> 2024年9月14日(土) 10:30~16:00 ←受付終了しました 会場:ビジョンセンター東京駅前 703・707会議室 東京都中央区八重洲1-8-16 新槇町ビル7F (JR東京駅 八重洲中央口より徒歩約1分) 会場までのアクセス ●<大阪会場> 2024年10月5日(土) 10:30~16:00 ←受付終了しました 会場:OMM グラン101・102 大阪府大阪市中央区大手前1-7-31 OMM 1階(京阪電車・Osaka Metro 谷町線「天満橋駅」から直結) 会場までのアクセスいずれも30分前から受付開始します。 ※ 東京会場と大阪会場の研修内容は同じです。 ※ 小・中学校チーム(主に小・中学校の教職員等、定員50名)と高等学校チーム(主に高等学校の教職員等、定員50名)で、2つの会議室に別れて開催します。 |
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対 象 | 学校関係者(小・中・高校等の教職員等)、教育委員会、地方公共団体等、学校教育に関わりのある方 ※NGO/NPO等の方も学校教育に関わりをお持ちの方限定でご参加いただけます。 |
受講料 | 無 料 ※ 研修会場までの旅費や食費、宿泊費等につきましては参加者の負担となります。 ※ 宿泊が必要な方は、各自でホテル予約等のご手配をお早めにお願いします。 |
定 員 | 各回100名程度 |
注意事項 | ・申込締切は、研修開催日1週間前の17時まで(定員に達し次第、締め切ります)。 ・無断キャンセルはご遠慮ください。グループワークに支障が生じてしまいます。体調不良等 やむを得ない場合や急用の際には、できる限りお早めにご連絡いただきますようご協力を宜しくお願いいたします。 |
カリキュラム・デザイン・コース 集合型研修の「お申込み」はこちらから
(お申込みフォームはページ下にもございます)
■ 講師派遣型研修
学校、教育委員会、地方公共団体等からの希望を受け、講師を派遣して講義とグループワークを行います。環境教育・ESD、SDGsのカリキュラムをデザインする力を養うことができるように、講師派遣を希望する団体のニーズに沿う形で、研修の日程・内容等を調整します。
既にESDカレンダーを取り入れている学校については、その評価手法やブラッシュアップなど学校の進捗状況に沿った研修を行うこともできます。また、ホールスクール・アプローチの向上につなげることもできます。
今年度は、全国から10箇所を募集します。 ←残り7枠です。
日 程 ・ 内 容 | 環境教育・ESDのカリキュラムをデザインする力を養うことができるよう、講義とグループワーク(各教科等と環境教育・ESD、SDGsの視点を関連づけた年間指導計画表〔ESDカレンダー〕を作成するための演習、または総合的な探究の時間を中心とした教科横断・地域連携の学習活動の整理等)で構成することをベースとしますが、派遣先のご希望に応じて柔軟に対応いたします。研修運営事務局まで以下のメールにてお気軽にご相談下さい。 【E-mail】esd-kensyu★jeef.or.jp(★を@に変換) |
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対 象 | 学校、教育委員会、地方公共団体等 |
受講料 | 無 料 ※ 講師への謝礼や派遣に伴う費用(旅費等)は、研修運営事務局で負担します。 |
条 件 | ・研修参加者が原則として20名程度以上確保できること ・研修時間を2~6時間程度確保できること(難しい場合は、講義動画を事前視聴していただくことで、ある程度の調整が可能です。また、2時間×2回という時間の取り方も可能です。) ・研修会場(教室、会議室等)を確保 できること ・参加者に研修直後に事後アンケート、数か月後にフォローアップアンケートへのご協力をいただけること |
活用例 | 〔本研修の活用例 -令和3年度、令和4年度、令和5年度〕 1)学校全体での取組を推進するための学校単独での研修会や勉強会 2)地域で連携した環境教育・ESDを実践・推進するための複数の学校による合同研修 3)地域で連携した環境教育・ESDを実践・推進するために、地方公共団体や教育委員会が主導する研修 |
(2)プログラム・デザイン・コース
持続可能な社会づくりへの主体的な参加を促進していくうえで有効な「体験活動」を企画・実践していくことのできるリーダー人材を育成することを目的とします。
事業者が提供している「体験活動」を実際に体験したり、取り組みに携わる人と交流したりするほか、得られた学びや気づきを参加者同士で共有するためのグループワーク等を実施します。
※ 環境教育等促進法に基づき、都道府県知事等によって認定された「体験の機会の場」において、体験型環境教育の質の向上や専門的な人材育成が推進されることを目的に設立された 「体験の機会の場」研究機構 と連携して本コースを開催します。また、「国立・国定公園」を活用して体験型環境教育を推進している事業者も加わって研修の充実を図っていきます。
「お申込み」はこちらから
(お申込みフォームはページ下にもございます)
開催地 | 全国8箇所 「体験の機会の場」認定事業者(6事業者) および 国立公園(2事業者) |
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対 象 | 学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNGO/NPOのスタッフ、大学生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方 ※ 各回定員25名程度 |
受講料 | 無 料 ※ 研修会場までの旅費や食費、宿泊費等につきましては参加者の負担となります。 ※ 宿泊が必要な方は、各自でホテル予約等のご手配をお早めにお願いします。ご不明点はご相談ください。 |
注意事項 | ・申込締切は、研修開催日の1週間前まで。 ※定員に達し次第、締め切ります。 |
備 考 | ・複数の研修にお申し込みいただけます。 ・主要な駅から開催地まで送迎バスを手配する予定です。 ・研修の受講にあたり、ビデオ1(約20分)およびビデオ2(約10分)をご視聴ください。 ・天候不順等のやむを得ない事情により、日程等を変更または中止する場合があります。その場合は、研修運営事務局からご連絡をいたしますので、予めご了承願います。 |
体験の機会の場
各研修のスケジュール等の概要詳細については順次掲載をいたします。
1)実施者:ホンダモビリティランド株式会社
【日 程】2024年9月29日(日)
【開催地】モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)
【テーマ】「持続可能な森づくりから学ぶ」~生物多様性について~
【無料送迎バス】JR宇都宮駅前出発予定(乗車60分程度)
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
2)実施者:加山興業株式会社
【日 程】2024年10月26日(土)
【開催地】加山興業株式会社施設及び養蜂場所(愛知県豊川市)
【テーマ】廃棄物アート制作を通して考える
~それぞれの特色を活かした環境教育プログラム~
【無料送迎バス】JR豊橋駅前出発予定(乗車時間40分程度)
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
3)実施者:株式会社オガワエコノス
【日 程】2024年11月4日(月)
【開催地】株式会社オガワエコノス施設及び周辺環境(広島県府中市)
【テーマ】「直接体験と ICT を利用した二次体験」
~3R+Renewable を見る・する・考える~
【無料送迎バス】JR福山駅前出発予定(乗車時間60分程度)
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
4)実施者:サンデン株式会社
【日 程】2024年11月30日(土)
【開催地】サンデンフォレスト(群馬県前橋市)
【テーマ】「サンデンフォレストにおける社有林を活用したプログラムづくり」
~学校での活用、総合学習への活かし方を考える~
【無料送迎バス】JR高崎駅前出発予定(乗車時間60分予定)
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
5)実施者:藤クリーン株式会社
【日 程】2024年12月13日(金)
【開催地】藤クリーン株式会社施設(岡山県岡山市)
【テーマ】「廃棄物リサイクル工場見学から深い学びへ」~循環型社会を担う環境リーダー育成~
【無料送迎バス】JR岡山駅前出発予定(乗車時間40分程度)
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
6)実施者:朝日テクノ株式会社
【日 程】2025年1月26日(日)
【開催地】いまり こまなきの里山(佐賀県伊万里市)
【無料送迎バス】JR佐賀駅前出発予定(復路はJR武雄温泉駅前着予定)
【テーマ】「ヤゴの住み場所から考える生物多様性」~ネイチャーポジティブには何が必要か~
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
国立公園・国定公園
各講座のスケジュール等の概要については順次掲載をいたします。
(7)尾瀬国立公園
【実施者】松井孝夫(群馬県立尾瀬高等学校活性化委員会 専門委員)
【日 程】2024年8月19日(月)
【開催地】鳩待峠~尾瀬ヶ原
【テーマ】尾瀬国立公園の湿地を活用した環境教育~ 発達段階に応じた尾瀬学習 ~
【無料送迎バス発着場所】上毛高原駅前、沼田駅前出発予定
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
(8)琵琶湖国定公園
【実施者】中村大輔(ラムサールセンター)
【日 程】2025年1月18日(土)
【開催地】琵琶湖水鳥・湿地センター 他
【テーマ】琵琶湖国定公園の湿地を活用した環境教育~湖魚食文化に学ぶ~
【無料送迎バス】JR米原駅前出発予定
【概 要】研修の概要はこちらをご覧ください
〔申込締切〕 原則、各研修開催日1週間前まで (※ 定員に達し次第、締め切ります。)
各コースの「お申込フォーム」に必要事項をご記入し、送信して下さい。
※「お申込フォーム」から応募出来ない場合は、下記のお問い合わせ先にご連絡ください。
※日程変更やキャンセルをする場合は、必ず研修運営事務局までご連絡いただきますようお願いいたします。
※ 受講目的が研修の趣旨に合わないと判断した場合は、研修への参加をお断りする場合があります。