新しい価値をつくりだす!アート×SDGsワークショップ
2026年8月3日(月)、アップサイクルをテーマにしたワークショップ「きみはブックデザイナー!〜捨てられる紙から、世界に一冊だけの本をつくろう〜」を開催しました。

舞台は、千葉県・柏の葉地域
柏の葉は、駅周辺の開発と人口増加が進み、子育て世代が多く暮らす地域です。行政・企業・大学・市民が連携し、子どもたちの学びや体験を支える取り組みが行われています。
今回は、自由研究フェス「スマートシティと夏休み」の一環として、JEEF会員の手塚 幸恵さん(小笠原レオニド株式会社)と共催で出展しました。
当日は、地域の小学生44名が参加しました。
材料は、JEEFのパンフレット⁉
会場に入ると、テーブルには不思議な紙がたくさん!よーく見ると、風景や人の写真、文字などが印刷されています。
実はこれらは、JEEFの活動報告書や機関誌「地球のこども」になるはずだった紙なんです。
印刷の過程で生まれる製本する前の廃紙「ヤレ紙」を、株式会社サンエー印刷より特別に提供していただきました。

もとの紙を広げてみると…寝転がれそうなくらい大きい!
普段なかなか目にしない、製本される前の紙の姿に、子どもたちも興味津々でした。


JEEFの本になるはずだった紙を、今度は子どもたちが「自分だけの本」へ!
本づくりを楽しみながら、アップサイクルの活動を実際に体験しました。
正解はない!自分なりの工夫を楽しむ
材料になるのは、いろいろな大きさの「丸い紙」と、細長~い「線の紙」の2種類。
シンプルだからこそ、つくり方は無限大!低学年から高学年まで、誰でもかんたんに取り組めます。
「この色とこの色を合わせたら?」「ここに置いたらどうなる?」と、並べたり、重ねたり、切ってみたり。
決まった完成形や正解はありません。何度も試しながら手を動かすうちに、一人ひとりの発想がどんどん広がっていきました。


使い続けられる、自分だけの一冊が完成!
つくった表紙と無地の紙を専用の金具で綴じると…いよいよ本が完成!
中身の紙は自由に入れ替えられるので、新しい紙を足しながら長く使うことができます。
完成した作品は、丸や線をリズミカルに並べたり、形を組み合わせて木や花を表現したり。なかには、「夏休みの自由研究をまとめるノートにするんだ」という子も!
同じ材料からつくっていても、できあがった一冊一冊には、それぞれの「好き」や工夫が表れていました。



最後には、リユース・リサイクル・アップサイクルの違いを紹介。
「ごみを減らすために、自分ができることはある?」と、身近な暮らしにも目を向けました。
今回の体験が、身近なものの見方を変え、自分の工夫で新しい価値をつくってみる一歩になっていたらうれしいです。

文責:東村ほのか(自主・企業グループ)
