事務局日誌 Blog

【バングラデシュ】1月出張報告 2026.01.23

1月10日~19日まで「バングラデシュ・ジョショール県の零細ヤシ砂糖生産者と花卉農家の6次産業化を通じた生計向上プロジェクト」3年次の現地視察を行ってきましたので、進捗をご報告します。

①先進地域スタディツアーの開催

ヤシ砂糖生産者グループでは、バングラデシュ国内のヤシ砂糖生産先進地域へのスタディツアーを実施しました。

ヤシの糖蜜採取から加工まで一連の流れを見学させていただいた結果の報告を受け、「なぜ先進地域のヤシ砂糖は高額でも販売できるのか?自分たちとの違いは何か?」ということを組合メンバーを中心に議論しました。

その結果、「昔からの知名度の高さ」と「特徴的な商品の見た目」が先進地域のブランド力となっているのではないかという結論に至り、「自分たちは何をブランドの目玉としてアピールしていくのか」という議論を続けていくこととなりました。

②生計向上の成果

組合メンバー宅を訪問し、成果事例を集めました。
135名全員のお宅を訪問することは叶いませんでしたが、一人ひとりの想いや今後の展望などをじっくりと聞かせていただきました。

ある女性メンバーが「金額的には大きくないかもしれないが、村の女性が外で収入を得られるというのは大きな進歩だ」と話してくれました。
本プロジェクトの活動が女性が社会で活躍する機会を生み出せていることをうれしく思いました。

③成果共有ビデオの撮影

組合メンバーだけでなく政府機関にもご協力いただきながら、3年間のプロジェクト成果をまとめた映像を作成中です。
これらの映像は組合の商品をアピールするためにも活用していく予定です。

おまけ

組合メンバー宅を訪問すると、ヤシ砂糖を使った伝統的なお菓子でおもてなししてくださることが多いです。
これらのお菓子はヤシ砂糖が採れる冬の名物で、コクのあるヤシ砂糖で手作りされていてどれもおいしく、ついつい食べ過ぎてしまいます!

(左:米粉を素焼きしたものに、小皿に入ったトロっとしたヤシ砂糖を付けていただきます。)
(右:ヤシ砂糖を練り込んだ生地を揚げたもの。ドーナツみたいでおいしいです。)

いよいよ本事業も残すところ3か月となりました。
バングラデシュでは2月に国政選挙を控えており、社会情勢が不安定になりつつありますが、成果をきちんと取りまとめ、今後に繋いでいくために着実に取り組んでいきます。

*本事業は、外務省「日本NGO連携無償資金協力」の支援を受けて実施しています。

文責:大塚美香(事業部 海外事業グループ)

 

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