2025年11月23日、青森県弘前市の中心部にある弘前公園と、郊外のつがる野自然学校において自然体験活動を実施しました。
1歳児から小学6年生までの子ども20名と保護者11名が参加し、エッセンシャルワーカーを中心に、環境意識の高い家族から初参加の家族まで様々でした。
本活動は「家庭間の自然体験の格差是正」を重要な目的として、日々の暮らしに自然や環境を取り入れる「おうち自然学校」を企画しました。
これは、自然体験や環境教育活動を非日常の「ハレの日」だけではなく、日常の「ケの日」として捉えて、体験を日常に組み込むことで、格差の是正を目指す取り組みです。
お散歩活動開始~冬の弘前公園~
朝9時50分に集合場所へ。さあ、歩き出すぞ!と思った途端に雨がポツポツ…。あいにくのスタートになりましたが、めげずに歩き出しました。
徒歩5分ほどで、弘前公園の西堀に到着!雨の中でしたが、まずは野鳥観察。カルガモやマガモがたくさん!慣れない双眼鏡を使い、最初は動かないカモで練習。そのうち、動き回るカモたちや、ちょっと珍しいバンやカイツブリも観察できて、鳥たちの可愛さに夢中になりました!
その後は、お堀沿いをテクテクお散歩。雨に濡れたモミジの紅葉がすごくきれい!歩きながら落ち葉を拾ったりして、のんびりお散歩を楽しみました。
途中で雨が強くなったので、東屋で雨宿り&お茶休憩タイム🍵。拾い集めた色とりどりのモミジを使って「色しりとり」に挑戦!みんなでワイワイ盛り上がって、葉っぱを並べてみたら…なんと偶然、ハートの形になっちゃった!(笑) これにはみんなで大笑い!
お茶休憩を挟んで、再び歩き出す頃には、なんと雨がすっかりやんで、青空が顔を出し始めました! お散歩の後半は、この時期の弘前公園の主役の一つ、「大イチョウのビックイエロー」を目指します。
着いてみたら、本当にその名前の通り!大きなイチョウの木が、鮮やかな黄色に染まっていて、迫力満点でした!子どもたちは、地面に積もったイチョウの葉を集めて、葉っぱ合戦!雪合戦のように葉っぱを投げ合って遊んでいました。
最初の雨が嘘みたいに、みんなすっかり打ち解けて、楽しそうな笑い声が響いていました。午前中は自然の中でゆっくり過ごせてよかったなと思います。
お昼ご飯~薪ストーブで煮込んだおでん~
お散歩の後は、自然学校に移動してランチタイム!今日のお昼ご飯は、薪ストーブでじっくり煮込んだおでんと、つやつやの白ご飯でした!
薪ストーブのそばは暖かくて、冷えた体がポカポカに。
このおでん、ただのおでんではないんです!
- 大根は、自然学校のある蒔苗地区で採れたもの。
- ご飯は、いつもお世話になっている鰺ヶ沢町の熊の湯の吉川さんの新米。
- そして、このおでんを煮込んでくれた薪ストーブの燃料も、春先に雪で倒れたリンゴの木などをみんなで集めて作った薪です。
自然学校では、食べ物や燃料を自分たちの地域でまかなう「地産地消」を大切にしています。それ以上に、ただ、いただくばかりだけではなく、農家さんの作業を手伝ったりして、相互の繋がりを大事にしています。
参加者のみんなにもこの話を聞いてもらい、「いただきます」の意味を改めて感じながら、より一層美味しくおでんを食べていた様子!心も体も温まるランチでした。
冬の暮らし体験~干し柿づくりと薪作り作業~
お腹いっぱいになった午後は、晩秋から初冬にかけての暮らしを体験しました!今日のメインは「干し柿作り」と「薪作り」の二本立て!
1.みんなで干し柿作り!
まずは干し柿作りから!今回使う柿も、自然学校と関係のある農家さんから分けていただいたものです。今年はツキノワグマの被害が多く、農家さんも大急ぎで処理したいとのことで、リンゴ箱に山盛りの柿(なんと200個近く!)を譲っていただきました。
みんなで協力したら、なんと1時間もかからずに全ての柿の皮むきが完了!さすがのチームワークでした。
その後は、一つ一つ丁寧にロープで縛って、軒下にずらりと吊るしました。寒風にさらされて、美味しい干し柿になるのが楽しみですね!
2.薪作り体験!
干し柿の次は、外に出て薪を作る作業です!リンゴの剪定枝や廃材を使って、斧や道具で使いやすい大きさにしていきます。これも、地域の資源を無駄にしない大切な活動です。
作った薪は、雨で濡れないように、みんなで協力して指定の場所まで運びました。午後の活動も、体を動かしながら、自然の恵みや暮らしの知恵を学ぶ、充実した時間になりました!
参加者の方の声
- はじめての自然学校の活動に参加して大変だったけど、普段できない体験ばかりで楽しかったです。
- 公園の近くに住んでいるので、今度家族でお弁当を持ってお散歩してみたいと思います。足元の自然に注視する大切さを学びました。
- 干し柿を始めて作りました。美味しく出来るか楽しみです。手作りする面白さを実感できました。
- 薪ストーブの温かさがとても優しくて、エアコンとは違う温かさだと感じました
JEEFは、東京マラソン財団チャリティ RUN with HEART の寄付先団体です。本事業は、寄付先事業として実施いたしました。JEEFでは「誰ひとり取り残さない環境教育・自然体験」を目指し、日常生活を営む上で困難や課題、心配を抱える子ども・大人に、自然体験や癒しの機会を提供しています。
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