JEEFの活動 Activities

電気とサステナビリティについて学ぶ中学校出前授業

電気について、楽しく学ぶ体験型の授業

日本環境教育フォーラム(JEEF)内にあるELMSセンターでは、社会インフラを支える重電メーカー・明電舎とともに、明電舎の拠点がある地域の中学校に出前授業を提供しています。本事業は、2017年に、明電舎の120周年事業の一環としてスタートしました。

授業は、ELMSセンターが開発した、オリジナルの電気回路をつくる探究学習プログラム。社員研修を受けた明電舎の社員が講師となり、生徒と交流をしながら、授業を行っています。

「電気って、おもしろい!」知的好奇心と科学的思考力を育む出前授業

子どもたちの理科離れが進んでいる今、特に電気の単元をきっかけに、理科に対して苦手意識を持つ子も少なくないといわれています。
その理由のひとつは、電気は目に見えず、手で触れることもできないため、「なんだかよくわからないもの」と感じてしまうこと。

私たちの暮らしを支えている「電気」は、どこから、どのように届いているのだろう?
電気をつくり、私たちの街に届ける仕事への理解を深めるため、生徒一人ひとりが自ら電気回路をつくり、実際に「電気を自分の手で届ける」体験をします。


「自分で考えて、やってみる」「うまくいかなくても、そこから新しいヒントを見つけて、また試してみる」という科学者のマインドで、授業に取り組みます。
自分自身で工夫する楽しさや、明かりがついた時の達成感。試行錯誤を通して、目に見えない電気の仕組みを、実感とともに学んでいきます。

サステナブルなエネルギーの使い方を考える

授業の最後には、グループで、限られたエネルギーを効率的に使い、人にも地球にもやさしい快適な「スマートエネルギー都市」づくりにチャレンジします。
少ない電力で多くの明かりを灯せるよう、工夫しながら電気回路を作ります。


エネルギーインフラを支える明電舎の仕事への理解を深めるとともに、サステナブルなエネルギー利用についても考える出前授業。
地域の企業と中学生をつなぎ、社会の未来を担う子どもたちが、電気に関心を持つきっかけを作っています。

お問合せ

公益社団法人日本環境教育フォーラム
電話  : 03-5834-2897(平日 11:00~16:00) 
E-mail: elms★jeef.or.jp(★を@に変換)
担当 : 鴨川、木村
※テレワークを実施しています。担当へのお問い合わせはできるだけメールでご連絡ください。

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