ヤシ砂糖加工品生産支援による人と自然の共生プロジェクト

バナナ、サトウヤシ、丁子といった非木材森林生産物による現金収入手段の確保を住民に対して支援するとともに、国立公園と住民の間で公園内の保護対象地域と特別利用地域の整理を行う場を設定し、合意文書を結ぶ支援を行いました。現在でも、サトウヤシから製糖したヤシ砂糖を利用したしょうが茶の生産、販売促進支援などを行っています。
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JEEFのインドネシアでの取組

2002 年にインドネシア事務所開設以来、自然環境保全を目指した環境教育を行うのみならず、地域住民の生活支援と環境保全の両立を目指した活動を続けて参りました。

インドネシアの国立公園

インドネシアでは、1970年代以降国立公園や野生生物保護区などの保護区面積が急激に拡大してきました。しかし、保護区内に人が住んでいるケースも多く、JEEFが2009年から協力を行っているジャワ島西部のグヌン・ハリムン・サラック国立公園には、約2万人が住んでいます。これらの人の多くは、国立公園に制定される前から住んでおり、今は国立公園になってしまった地域で稲作や畑作に従事していたという人たちも少なくありません。これらの人達は稲作や畑作を制限されたり、あるいは土地を取り上げられてしまったため、現金収入手段を失ってしまいました。その結果、住民の中には違法伐採などの行為に手を染める人もいました。一方、国立公園側では、職員不足から、国立公園の管理に課題を抱えていました。

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今後のプロジェクトの展開

ヤシ砂糖加工品の生産・販売によって、住民たちが生 活面での自立を実現することで、違法伐採や密猟をなく し、自然環境への負荷の低減から、希少生物も棲息する グヌン・ハリムン・サラック国立公園の保全に大きく貢献します。さらに、このモデルケースをもとに国立公園 地域での非木材森林生産物による製品開発とマーケット の確立を行うことで、世界的に見ても非常に重要なイン ドネシアの生物多様性・森林保全に大きく貢献すること を目指します。
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ご支援いただきました皆様へ

生姜湯を売り出すためには、課題がまだまだ山積みです。
皆様どうか活動の発展を温かく見守って頂けますと幸いです。

皆さまから頂きましたご支援は、お約束通り生姜湯「Gulahe」の生産拡大と販売促進のために使わせていただきます。プロジェクトの進捗については、引き続きREADYFOR? ウェブサイト上にて新着記事としてお伝えしていく予定です。

課題
この生姜湯の生産を軌道に乗せて、継続的に販売していくために必要な幾つかの課題が挙げられています。

  • これまでに市場に流通できるレベルの食品加工の経験が無いため、味や賞味期限などの品質を維持するための加工技術向上のトレーニング。
  • 生姜湯の原料の持続可能な利用を可能にする、サトウヤシの木の植林と生姜畑の拡大。
  • 購買者に商品を手にとってもらえるような魅力的なパッケージの開発。
  • 定期的に商品を卸せる流通経路の確保とプロモーション。

皆さんから頂く支援は、これら課題の解決に利用させて頂きます。