持続可能な社会をめざす「自然学校」の学び

第3回プログラム紹介

第3回 10月20日(水)19時30分〜21時30分
テーマ:エコツーリズムとインタープリテーション 

地域づくりに向けたエコツーリズム
講師:中澤朋代(松本大学准教授、日本エコツーリズムセンター共同代表理事)

SDGsの時代、エコツーリズムをさらに持続可能な観光として捉えます。過密な観光地にあるオーバーツーリズム、人の少ない地域におけるシステムの維持管理はいずれも地域の経営課題で、環境・社会・経済のバランスが問われます。自然地域が舞台となるエコツーリズムは住民と訪問者の交流や学習の機会を生み出し、自然学校や観光地域づくり法人(DMO)はそのつなぎ手です。ツーリズムがどのような点で地域づくりに貢献するのか、事例をあげながらお話しします。

インタープリテーションはブリコラージュである
講師:古瀬浩史(日本インタープリテーション協会代表理事、帝京科学大学教授)

インタープリテーションは、自然学校はもちろん、国立公園のような保全地域、ミュージアム等で行われる教育的なコミュニケーションです。アメリカの国立公園で発展し、考え方や手法が開発、整理されています。インタープリテーションにはどのような特徴があるのでしょうか。私の話題提供では、インタープリテーションをフォーマルな教育と比較しながら、特徴や意義について紹介していきたいと思います。

進行:西村仁志(広島修道大学人間環境学部教授)

講師紹介

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中澤朋代(なかざわ ともよ)

1996年よりホールアース自然学校にてインタープリテーションやキャンプ、地域振興事業の実務を経験後、2006年より松本大学総合経営学部観光ホスピタリティ学科にてツーリズム・自然体験活動・観光の領域を研究しています。社会活動として地域の環境審議会、中山間地直接支払制度懇談会委員のほか、NPO日本エコツーリズムセンター共同代表理事、JOLA運営委員、地域の小中学校環境学習支援、体験創庫かけはし等にも関わっています。

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古瀬浩史(ふるせ こうじ)

20~30歳代のころ、自然公園施設に「インタープリター」として勤務。その経験を活かして、インタープリテーション計画、プログラム開発、インタープリターの育成、それらに関係した地域振興などの業務に従事しました。現在は大学で、インタープリテーションや環境教育の実習・講義を担当しています。海域の自然をテーマにした環境教育も関心の一つです。日本インタープリテーション協会代表理事、帝京科学大学教授。

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西村仁志(にしむら ひとし)

広島修道大学人間環境学部教授。一般社団法人日本環境教育学会理事、公益社団法人日本環境教育フォーラム理事。博士(ソーシャル・イノベーション)。1993年、京都で環境教育の専門事務所「環境共育事務所カラーズ」を開業。環境学習・市民参加まちづくりのコーディネート、コンサルティングや研修会、イベント等の企画運営、アメリカ・ヨセミテ国立公園へのキャンプなどを行う。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授を経て、2012年より広島修道大学人間環境学部に着任。著書に「ソーシャル・イノベーションとしての自然学校」(みくに出版)、「ソーシャル・イノベーションが拓く世界」(法律文化社)など。

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