持続可能な社会をめざす「自然学校」の学び

第1回プログラム紹介

第1回 9月22日(水)19時30分〜21時30分
テーマ:自然学校の経営

■「地域で続ける自然学校」 
講師:大西かおり(NPO法人大杉谷自然学校校長)

高齢化率が70%を超えた大杉谷地区で廃校になった小学校を拠点に環境教育事業を展開しています。今年21年目を迎え常勤職員5名が働く組織となり、毎年経営の難しさを実感しています。 参加費、受託事業、補助金・寄付金等収入源や自然学校の活動やその効果等を話題提供します。 自然学校の存在は日本のみならず世界中でも必要性が高まっています。 自然学校が地域で長く続けられる方法についてみなさんと議論したいと考えています

■「ホールアース自然学校は何を大切に経営しているのか?」 
講師:山崎宏(NPO法人ホールアース研究所代表理事)

「自然学校の経営」に関する考え方や方法論は千差万別です。そもそも「経営」という言葉に親和性を感じていない代表者もいるのではないでしょうか。それは、1980年代以降、自然学校が多種多様な広がりを遂げていることの裏返しでもあります。というわけで、あらゆる自然学校に当てはまるような“一般論”を見つけ出すことは難しいのですが、まずはホールアースという一つの自然学校のこれまでの試行錯誤や、日々、右往左往している様子を経営的な側面からお伝えすることで、自然学校を持続的に運営していく上でのヒントや大切な視点について、皆さんと共に考えていければと思います。

進行:加藤超大(日本環境教育フォーラム事務局長)

講師紹介

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大西かおり(おおにし かおり)

1972年三重県大台町生まれ。小学生から憧れていた青年海外協力隊に新卒で参加。帰国後JEEF主催「自然学校指導者養成講座」に参加し第一期生となる。2001年故郷の廃校に設立された「大杉谷自然学校」にて環境教育プログラムの提供を開始。過疎高齢化の著しい大杉谷地域をフィールドに地域の教育力(自然・人・文化)を活かし「地域の自然観や価値観」を次世代に伝えている。

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山崎宏(やまざき ひろし)

NPO法人ホールアース研究所代表理事。幼少の頃から伊豆や富士山の自然を遊び場にして過ごす。そのまま大学生になり、以後、一貫して環境教育・エコツアー・里山保全分野に関わる。環境NGO研究員や専門学校講師を経て、2007年にホールアース自然学校へ。富士山麓での自然ガイドをベースに、企業の環境活動支援や環境系研修会の企画・運営を多数担当。大の自然好きにもかかわらず、2010年頃より組織内のマネジメントに力を注いでしまい、その奥深さと難しさに呆然。2014年、ホールアース自然学校を構成する法人の一つである「ホールアース研究所」代表理事に就任。2020年7月からは日本NPOセンター副代表理事も務める。

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加藤超大(かとう たつひろ)

(公社)日本環境教育フォーラム事務局長、(公社)日本シェアリングネイチャー協会理事、JICA青年海外協力隊環境教育OV会会長。愛知県・名古屋市生まれ。大学卒業後に青年海外協力隊(職種:環境教育)として中東・ヨルダンへの派遣を経て、2014年よりJEEFに。入社後はバングラデシュやインドネシアでのエコツーリズムや自然の恵みを活用した製品の開発・販売事業に携わり、2019年11月より事務局長に就任。

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