教員免許状更新講習@Zoom

講師紹介

川嶋 直(かわしま ただし)

公益社団法人日本環境教育フォーラム理事長(2014-)
専門分野:(参加型・自然体験型)環境教育、人材育成、インタープリテーション、野外教育、環境コミュニケーション、「企業と環境NPOとの協働」の企画・運営・プロデュース。専門分野における研修を主催事業はじめ、文部科学省、環境省、林野庁、地方自治体、企業、JICA(国際協力機構)等で実施。「KP法(紙芝居プレゼンテーション法)」「えんたくん」考案者。主な著書に『就職先は森の中』(小学館)、『KP法~シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション』(みくに出版)など。

諏訪 哲郎(すわ てつお)

NPO法人八ヶ岳SDGsスクール理事長/前学習院大学教授
専門分野:環境教育、東アジア比較教育。学習院大学文学部教育学科主任(2013-17)や日本環境教育学会会長(2015-19)として、長く学校教育の在り方や、目指すべき教育の方向性について提言を行う。主な編著書に『持続可能性の教育』(教育出版)、『学校教育3.0』(三恵社)、『学校3.0×SDGs』(キーステージ21)など。編集責任者として『日本環境教育辞典』『アクティブ・ラーニングと環境教育』『事典 持続可能な社会と教育』(共に日本環境教育学会編)などに関わる。

中野 民夫(なかの たみお)

東京工業大学リーダーシップ教育院・リベラルアーツ研究教育院教授(2015-)

専門分野:コミュニケーション論、ワークショップ、ファシリテーション、マインドフルネス、エコロジーとスピリチュアリティ。株式会社博報堂(1982-2012)勤務の傍ら、ワークショップ企画プロデューサー(2001-)として、人と人・自然・自分自身をつなぎ直すワークショップやファシリテーション講座を実践。同志社大学政策学部教授(2012-15)を経て現職。著書に『学び合う場のつくり方』『ワークショップ』『ファシリテーション革命』(共に岩波書店)、『みんなの楽しい修行』(春秋社)など。

栗原 清(くりはら きよし)

学習院大学文学部特任教授(2019-)
専門分野:社会科教育、生活科教育。学習院初等科教諭(1990-2019)として長く勤務する傍ら、葛飾区教育委員会主催研修会講師(2014-)や学習院さくらアカデミー講師(2019 -)として後進の育成に携わる。主な共著書に『これだけは身につけよう!社会科の基礎・活用』(東洋館出版)、『小学社会(文科省検定教科書・指導書)』(教育出版)、『アクティブ・ラーニングと環境教育』『事典 持続可能な社会と教育』(共に日本環境教育学会編)など。

鴨川 光(かもがわ ひかる)

ジャパンGEMSセンター主任研究員(2013-)
専門分野:子どもの思考力の発達、特別支援教育。早稲田大学大学院教育学研究科を修了後、2013年より現職。体験学習サイクルとファシリテーションをベースとした教育手法の研修を各地で行っている。共著書として「インクルーシブ教育で個性を育てる 脳科学を活かした授業改善のポイントと実践例」(梧桐書院)。

講師の本

川嶋直・皆川雅樹 著『アクティブラーニングに導くKP法実践: 教室で活用できる紙芝居プレゼンテーション法』(みくに出版,2016)

KP法(紙芝居プレゼンテーション法)は、紙と黒板・ホワイトボードがあれば、どこでもいつでも始められるプレゼンテーション法であり、思考整理法です。そのシンプルさと効果から、全国の先生方がKP法を活用したアクティブラーニングを展開しています。

高校を中心に小学校から大学、学習塾の先生方の様々な実践を紹介し、学校教育、社会教育、環境教育など様々な教育に関わる方にとって、実践の指針となる一冊です。

諏訪哲郎 著『学校教育3.0』(三恵社,2018)

持続可能な社会を創るには、「資質・能力重視」を乗り越えた新しい教育システムへの転換が不可欠です。地域の活性化プロジェクトへの児童生徒の参画、学外者との交流による児童生徒の対話力の飛躍的向上、コーディネーターによる学校と地域の密な連携―。今、学校教育に求められるものが変化しています。

本書では、著者が40年にわたる研究の中で見出した近未来の学校教育のあるべき姿を描いています。持続可能な社会を実現する人材を育てる『学校教育3.0』への転換を、学校内外のシステムとリソースから解説した渾身の一冊です。

諏訪哲郎 編著『学校3.0×SDGs―時代を生き抜く教育への挑戦―』(キーステージ21,2020)

SDGsは持続可能な社会を構築するために、2030年までに達成を目指す17の目標です。今、日本各地の学校で、SDGsをテーマとした学びが広がりを見せています。本書は、「SDGsの学び」をどう進めていくかの提案書です。

第1章ではこれからの教育に「SDGsの学び」が必要な理由、第2章ではSDGsに関心を向けるアクティビティを紹介。第3、4章では、実際に学校で取り組まれている「SDGsの学び」の実践過程を紹介。第5章では、多文化共生社会における教育の要が「共創型対話」であることを指摘しています。

中野民夫 著『学び合う場のつくり方―本当の学びへのファシリテーション』(岩波書店,2017)

「本当の学び」とは何だろう? いま、教育、企業、行政、医療、まちづくりの現場で、対話や参加を重視した能動的な学びに注目が集まっています。

ワークショップのパイオニアとして「参加型の場づくり」に長く取り組んできた著者が、東工大における画期的な教育改革をはじめ、学び合いの場づくりの様々な実践を紹介しながら「本当の学び」のあり方を探る、アイディア満載のテキストです。

川嶋直・中野民夫 著『えんたくん革命 1枚のダンボールがファシリテーションと対話と世界を変える』(みくに出版,2018)

「えんたくん」は直径が1メートル程の丸いダンボールの板です。どんな場所でも、人々が円座になってひざの上に「えんたくん」を乗せると、「場」と「対話」が劇的に変化し、ファシリテーションや課題解決、合意形成がスムーズになります。

輪になって座ると人々の間で序列のない対等な関係がつくりやすくなります。会議室でも教室でも簡単に対話しやすい場づくりができる魔法のような道具「えんたくん」の使い方、活用方法をはじめて紹介した貴重な一冊です。

中野民夫 共著『看護のためのファシリテーション: 学び合い育ち合う組織のつくり方』(医学書院,2020)

本書では、「人を育てる場づくり(人材育成)」「支援型・対話型リーダー(ファシリテーター型リーダー)による主体的で自律した組織づくり(組織開発)」の2点を中心に据え、ファシリテーションの理念と哲学、スキルと実践を解説しました。

普遍的な内容になっていますので、看護職にも、看護職以外の方にも―「学び合い育ち合う場のつくり方」に取り組む全ての方々に―ぜひ読んでいただきたい1冊です。

日本環境教育学会 編『事典 持続可能な社会と教育』(教育出版,2019)

本事典は、諏訪哲郎、川嶋直が中心になって編集し、関連する5つの学会や団体に執筆協力を呼び掛けて作成しました。多岐にわたる141項目を、それぞれの専門家が執筆しており、信頼度の高い深みのある内容となっています。

[持続可能な社会の構築][気候変動とエネルギー][生態系と物質循環][社会的・文化的課題][地域をめぐる課題と取り組み][行政・産業界等の取り組み][教育政策の課題]などについて幅広く取り上げており、何が課題であり、今、何をするべきかを考えるための1冊です。