基調講演・記念対談
1日目 基調講演(12月9日13:30-15:00)
ウェビナー形式(※)でゲストのお話を伺いつつ、チャット機能を使って参加者の皆様からの声をもとに進行いたします。
※参加者のカメラ、マイクが使用できない形式。
『空や雲を楽しみながら、地球の将来を考えよう』
自然体験の時はもちろん、日常の生活でも日々気になる「お天気」。
空や雲は当たり前のように私たちのとなりにあって、身近な存在であるにも関わらず、知らないことがたくさんあります。そんなお天気について、野外活動時の天気予報と空や雲の見方のポイントなど、楽しみながら学び、空や雲ともっと仲良くなりましょう。そして、地球温暖化が進むとお天気はどうなるか?地球の将来についても考えてみましょう。
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佐々木恭子さん(気象予報士/合同会社てんコロ.代表)早稲田大学第一文学部卒業後、テレビ番組制作会社入社。バラエティー番組のディレクターを経て、2007年に気象予報士の資格を取得し、民間気象会社で自治体防災向けや高速道路・国道向けの予報業務などを担当。現在は予報業務に加えて、気象予報士資格取得スクールや気象予報士向けスキルアップ講座などを主催・講師を務める。 |
3日目 30周年記念講演(12月11日14:00-16:00)
2年ぶりの対面開催!オンラインでも配信します。
1987年にはじまった「清里ミーティング」の事務局を母体として、1992年にJEEFが設立されました。2022年で30周年を迎えます。30年の活動をふりかえるとともに、改めて自然体験の必要性を社会に訴える機会として、記念対談を行います。
対談『自然と子どもの関係性〜成長に必要な子どもの体験〜』
ゲストは近著『子どもが心配 人として大事な三つの力』で子どもの外遊びの減少と、都市化が進んだ現代の子どもが幸せになる教育について指摘している解剖学者・養老孟司氏と、森のようちえんの現場を長年勤め、自然に引き出された子どもたちの表情とその効果を魅力的な写真で発信してきた写真家・小西貴士氏。2名のゲストの目から見た現代の子どもたちの現状について語っていただくことを通して、自然体験の場の必要性を社会に訴えます。
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養老孟司さん(解剖学者/東京大学名誉教授)NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」委員長、読本『森里川海大好き!』(発行:環境省)編集委員長。『バカの壁』をはじめ、人の心や社会現象を脳科学、解剖学の視点から解き明かした多数の著書をもつ。 |
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小西貴士さん(写真家/「ぐうたら村」共同代表)2000年より八ヶ岳南麓にある(公財)キープ協会にて15年間インタープリターとして環境教育に取り組む。現在、教育学者の汐見稔幸氏らと共に「ぐうたら村」という、持続可能な社会の実現と保育を結ぶエコカレッジを主宰。著書に『チキュウニウマレテキタ』(風鳴舎)など。 |
ファシリテーター:阿部治(JEEF理事長/立教大学名誉教授)