
GEMS(ジェムズ)とは…
GEMS(Great Explorations in Math and Science)は、米国カリフォルニア大学バークレー校の付属機関であるローレンスホール科学教育研究所(Lawrence Hall of Science)で研究開発されている、幼児から中高生を対象とした科学・数学の参加体験型プログラムです。
ビニール袋の中で化学反応を起こしてみたり、巨大なシャボン玉を飛ばしてみたり、はたまた宇宙から来たという不思議な緑色の物質を調査したり…実際にからだを使った、楽しさいっぱいのアクティビティがズラリ!
子どもたちは自分の想像力と創造力をたくさん使って、自分たちで実験を企画し話し合い、結論を導き出していきます。その姿は好奇心と探究心をたっぷり持った科学者そのもの。五感を使って実際に体験することで、子どもたちの豊かな学びへとつなげていきます。
教科書の“先”をつくる子どもを育てる
GEMSは、子どもたちにも科学者のように未知の世界を探究するおもしろさを味わってほしいという思いでつくられています。
いま“常識”とされていることのうち、30年後もそのまま残っているものはそう多くない―。そう言われるぐらい現代の情報化社会は目まぐるしく変化しています。
すでに分かっていることを覚えるだけでなく、まだ分かっていないことを発見できる子を育てたい。話題のアクティブ・ラーニングのプログラムとしても全国の学校、幼稚園・保育園、児童館等で活用されています。
ジャパンGEMSセンター
ジャパンGEMSセンターは、日本におけるGEMSの拠点として、日本環境教育フォーラム内に2001年に設立されました。
GEMSプログラムの普及ならびに指導者養成、GEMSティーチャーズガイドブックの翻訳出版におけるリソースセンターしての役割を担っています。

<ジャパンGEMSセンターの使命>
未来の社会を担う存在である子どもたちの思考力・判断力を育てることによって、現実世界をより深く理解できるようにし、環境教育の目指す持続可能な社会の実現を目指します。そのために、GEMSが全国的に認知され、学校、家庭、科学館などで子どもたちにGEMSプログラムが提供されるよう、普及に努めます。