![]() |
和田 英久 明星大学 3年 森の人づくり講座に参加して自分がいろんな経験から感じたこと学んだことを通じてこれからどのように環境教育活動に関わって行きたいと思っているかを書きます。 まずは、自分がどのような体験をして、そこから何を感じ何を学んだかを、書きたいと思います。僕は、この講座の中でたくさんの感動に出会いました。森の中を歩いて森の宝物を探したり、鏡を使って木の上や空の様子を見るのも始めての経験でした。今までなら、ただ通過していただろう山の中の道でこんなにもわくわく楽しみながら歩いているのが新鮮でした。落ち葉が、風に舞う姿があんなに美しいとは、始めて知りました。講座で出会った仲間たちと早朝散歩して見つけたコスモス畑や山々の雄大な姿。わくわくしながら待ち、いざ出てきた朝日、そしてその光の暖かさ。朝の光にきらきらと光る朝露。夜の真っ暗闇の中で草原に寝転びながら見た満天の星空。最初は川の流れる音だと思っていた森の中を吹き抜ける風の音。まだまだたくさんの感動がありました。自然の美しさや面白さをたくさん感じました。自然の中にいくとイキイキする自分がいました。そしてこういうのを見て美しいと感じる自分がいることにきづきました。またこの素晴しさを友達に見せてあげたいと思いました。この素晴しさをいろんな人と、共有できたらいいなと思いました。私はそんな思いを抱きつつ、「親子で森遊びクラブ」の実習に入りました。 実習をやっていて、企画するときなどついつい実施する側の思いが強くなってしまいがちでしたが参加者の気持ちになってプログラムを見直すことの大切さを知りました。また参加者の笑顔やアクティビティを通じて家族がコミュニケーションしている姿が心に残りました。実習を終えた後の参加者アンケートで参加者が「楽しかった」「おもしろかった」「また遊びたい」「森の中で遊べることがわかった」などと書いてあり、これからも親子で自然の中で遊びた いと思ってもらえたのではないかと思い、実習でやったことが、普段の生活につながることができたようでうれしかったです。 今後、僕は子どもに対する教育を仕事にしようと思っています。その中で僕が感じたような自然に対する気持ちを子どもにも伝えたいと思っています。子どもが今回の僕のように今までの自分はきづいていなかったけど「センスオブワンダー」は自分にもあると、きづければいいなと思います。環境教育活動により、子どもが自然のことを「好きになる→知りたくなる→守りたくなる」といいなと思います。僕の場合は、今回の講座はまさにこの過程を辿っていました。ただ僕の場合は最後の「守りたくなる」のとなりに「伝えたくなる」がついたけど。僕は今回の講座で感じたこと学んだことを大切にして、環境教育活動に関わっていきます。 |
![]() |
渡辺 笑 東京環境工科専門学校 2年 私は森の人づくり講座に参加したことによって、自分の目指したいものの輪郭が見えてきたように感じます。今まで色々な活動に参加する中で「自然のことを伝えたい」と漠然と考えてきました。でも、自然を伝えることのどの段階で関わりたいのかを考えたことがありませんでした。 きっかけになったことは親子で森遊びの展開の部分である「親」パートの企画作りのときです。プログラムを考えていく過程で、あれもこれも伝えたいと皆から出てきた意見を一度にやろうと考えていました。しかし全てを伝えることは自分たちの実力ではとても難しいものでした。あれもこれもと伝えることが多い分、意識があちらこちらに行ってしまい本当に伝えたいことがわからなくなりました。そこで一呼吸おいて「本当は何を伝えたかったの?」と一つ一つ考えを掘り下げていくと「森を感じて欲しい」ということになり、そして一度に全てではなく、一つのことを伝えればいいんだ!ということに気が付きました。そのとき私の中でかかっていた霧が晴れたような感じでした。私も考えを詰め込みすぎていて、インタープリターになったら、自然の美しさ、厳しさ、不思議、仕組み、大切さなど、たくさんのことを必ず伝えられるものだと考えていました。でも、全ての人が自然を好きなわけでなくて、自然はあってあたりまえだと思っている人もいます。私たちが伝えたいと考えていても、受け入れる器が小さいか、受け入れる器が無いことがほとんどだと考えました。そうだとしたら私たちは、その小さな器に収まるくらいのほんの少しのことを伝えるか、受け入れる器をもたせる役になり、そして徐々に受け入れる器を大きくしていくことが大事なのだと気が付きました。でも私ひとりで気が付いたのではなく、同じ悩みを持つ仲間がいたから気が付くことができたのです。講座を受けたことで人と向かい合い、自然とも向き合いました。そこで真剣に向き合ったからこそ、私自身と向き合うことが出来たのではないかと思います。 講座に参加した今、将来は環境教育活動にインタープリターとして「気が付く」「好きになる」「守りたい」の段階であれば、「気が付く」に係わりを持ちたいと考えています。環境教育活動の最終的な目的が「自然を守りたい」という意識を持たせることならば、私は「自然がそこにある」ということを気が付かせる役目になりたいです。不思議に思う心は誰もがはじめから持っているものだと思います。「不思議だ」と気付く力を引き出し「不思議だ」と思う機会を増やして行きたいと考えています。 |