川の環境教育研究会
川の環境教育研究会とは
私たちからの提案
川に入る
歴史から考える
流域から考える
川の楽しみと安全
川の安全Q&A
プログラムレポート
トピックス
リンク


川の安全についてのQ & A  

 川の安全について今までに出た質問の中からいくつかを紹介いたします。
 このサイトの中では限られた説明になりますが、参考にしていただければと思います。

Q. 川を渡る時、どのくらいの深さの所なら渡ることができるのですか?また歩く特別な方法があるのでしょうか。

A. 膝より上は不安定になってきます。流れの強さにもよりますが、大人でも太ももの深さくらいが限度でしょう。ゆっくりした流れの中で補助のロープなどを使えば腰以上の深さでも歩けることもありますが、足を流れにとられることが多いです。

 深さもありますが、歩き方が重要です。すり足といいますが、上流側の軸足をしっかりとり、下流側の足をその下に引き寄せる方法が安定します。

 裸足は気持ち良いのですが、石などの多い川では靴をはくと安全です。
 川によく行く大人は釣用タビや渓流シューズ、昔のわらじなどがあります。
 子供は靴下で歩くと滑りません。

 強い激流を徒渉する場合は、複数でスクラムを組む方法、ロープで確保する方法、長い棒やカヌーのパドルなどで支える方法などもあります。

Q. 川で子供を遊びさせていた時、流されかけ恐い思いをしました。どのようなことに気をつけ、そんな時はどうしたらよいのですか?

A. まず安全場所で遊ばせるということ。次にはすぐに助けられる体制をとっておくことです。急に深くなっている所、転ぶと流されてしまう所、また滑りやすい場所などは要注意です。
指導する人はすぐ水に入れる格好で、間に合う場所に立っていることです。
下流側を押さえる人も必要です。二の手、三の手を想定しておきましょう。

人を助ける時にはまず救助する人自身の安全が大切です。とにかく飛込んでしまい二重事故になることが多いのです。

  レスキューの方法には順序があります。
  (1)声と言葉で助ける
  (2)リーチ(手や物を差し出してつかませる)
  (3)スロー(ロープや浮く物を投げてつかませる) 
  (4)パドル(ボートやカヌーなどを出して助けにゆく) 
  (5)ゴー(水に飛び込んで助ける)

  また川の中を走るよりも川原を走り下流に先回りした方が間に合う場合もあります。
  2つ以上のことが同時におきた場合も、冷静に全体を見ることが大切です。

Q. プールでの泳ぎには自信がありますが、子供を助けることができますか?

A. 流れの中で浮くものなしでの救助はとても難しく、激流の中では不可能といえる場合も少なくありません。まずは浮き袋など浮くものをつかませるか、それを使って運搬することが現実的です。

 ほんの短い距離なら支えられることがありますが、抱き着かれれば大人でも沈んでしまいますし、運搬は救助の訓練をした人でないと困難です。
  流れの中での救助(レスキュー)は、高度な部類の技術であり、自分にできることと、できないことをはっきりと知っていることが大切です。

Q. いざという時に助けられる体制とは何ですか。

A. 指導者は、川にいる子供や参加者から目を離さないことです。またバディーシステムによりお互いの安全を確かめあえる形をとっておくことも良い方法です。
  指導責任者は最悪の事態が起こった時に対応できる服装で適切な位置に立つことです。流された時に捕まえられる距離、一緒に流された場合の下流の瀬、岩、障害物、淵などをあらかじめ確認しておきます。レスキューに入る場合は、他の指導者とコミュニケーションをとりながら行動します。
  川の近くは水の音で声が通らないことも多いので、ホイッスルなども必要になってきます。

Q. どのくらいの水温であれば、水に入って遊べますか?

A. プールで気持ちよく泳ぎ遊ぶには25〜30℃くらいがいいと言われていますが、川は夏でも温度が低い所が多いです。20℃くらいであれば裸で入れますが、雨の後の川や上流の渓谷などでは15℃くらいになります。そんな時は裸で遊ぶには冷たすぎるでしょう。ウエットスーツなどの工夫が必要になってきます。
  水温は多少冷たくても太陽が出て暖かい日であれば、長く入り過ぎないように気をつけながら遊ぶことができます。その場合は水から上がった時に体温を保つための工夫をしましょう。すぐに体をふいて服をはおることにより、体温の発散を防ぐことができます。
  たとえ内側が濡れてしまっても、ウインドブレーカーやカッパなどを着ると効果は大きいです。