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事務局日誌

アサヒビール「若武者育成塾」夏合宿を開催しました!

8月5日(水)〜8日(土)に愛知県庄内川流域で、高校生対象の環境教育プログラム、アサヒビール「日本の環境を守る若武者育成塾」の合宿を開催しました。

「若武者育成塾」は、地域の環境問題解決のために自ら学び、計画し、行動できる高校生の育成をめざしたプログラムで、アサヒビール(株)と共催しています。合宿には全国63チームから選ばれた7チームの高校生、計21名が参加。北は青森から南は大分の生徒が集まり、取り組んでいる環境問題も耕作放棄地や獣害の解消から干潟の保全、絶滅危惧種の保護など、バラエティに富んでいます。合宿ではさまざまな方言が飛び交い、にぎやかに楽しく行われました。各校から先生が1名ずつ引率で参加されたほか、アサヒグループの社員さんがチーム・アシスタント(TA)として各チームに1名ずつ参加しました。

 1日目は湿地で自然体験学習

 初日はアイスブレイキングで緊張をほぐし、合宿のテーマ「人間生活と自然のバランス」について学んだ後、宿舎に隣接する築水池周辺で自然体験学習。体長わずか1.5cmほどで鮮やかな赤色のハッチョウトンボやサギソウなど湿地の貴重な生物が観察できました。この付近の丘陵は明治時代の中頃まで禿山だったのがわずか100年ほどで緑が復旧されたそうです。宿舎の春日井市少年自然の家 自然観察指導員の浅見良平さん、森田智香さんが生態系保全の重要性について語り、みな真剣に耳を傾けていました。夜にはグループワークで合宿中に学びたいことについて意見交換をした後、同じ池の周辺でナイトハイク。4種類の虫の声を聞き分けることができ、特に鳴く虫の女王 カンタンのルルルという美しい鳴き声に聴き惚れました。

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2日目は間伐体験と干潟の学習、ゴミ焼却工場見学

 2日目の午前中は、愛・地球博記念公園で環境カウンセラーの篠田陽作さんから森林の手入れと水の関係について学んだ後、間伐体験。初めてノコギリで樹木を切る体験をした生徒も多かったようですが、苦労して木を切り倒した後、達成感でみな笑顔に。間伐を行った林は光が差し、この後、下草が生えて生物多様性が増すことが予想できました。環境カウンセラーの杁本幸司さんからは環境を考えるには昔の環境や歴史、文化も知ることが必要とのお話を伺いました。

昼食後、ラムサール条約登録湿地で渡り鳥の飛来地としても有名な藤前干潟に移動。藤前干潟を守る会 理事長の亀井浩次さんから、干潟の働きなどについて講義を受けました。干潟の重要性をほかの人に伝えるためには自然の大切さだけでなく、干潟の経済的価値を考えようという話が高校生に強く印象に残ったようです。その後、近くのゴミの焼却工場、南陽工場を見学。かつて名古屋市ではゴミ処理量が増え続け、藤前干潟を埋め立てゴミ埋立処分場を建設する計画が持ち上がりましたが、住民・環境団体・国から強い反対の声が上がり、埋立計画は中止となりました。その後、市民の努力でごみ量を大幅に削減することにも成功。比護工場長からその話を聞き、巨大なゴミ焼却工場を見学したことで、高校生たちもゴミ問題を自らの問題に引きつけて考える契機になったようです。

夜は宿舎でグループワーク。昨日と同じように席を移動しながらさまざまな人と話をした後、各チームでこれから地元で行う環境活動において大切にしたいキーワードを3つずつ考えました。

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3日目はアサヒビール工場見学後、アクションプランを作成

 3日目はアサヒビール名古屋工場の見学からスタート。名古屋工場の環境への取り組みを見学し、講義も受けました。モルトフィード(ビール粕)は牛の飼料として再資源化し、廃棄物はすべてリサイクル、そして最初は茶色だった廃水が透明のきれいな水になるまで浄化される様子を見て、感心しきりの高校生たち。ビールの製造工程も見学しました。

その後、宿舎の岩倉市希望の家に向かい、いよいよ地元での環境活動の計画であるアクションプラン作成に着手。活動タイトルや内容、課題、その解決方法やゴールについて、各チームの3名で熱心に話し合いました。夕食に先生方と事務局スタッフが作った美味しいカレーを食べた後、KP法(紙芝居プレゼンテーション)を使って、3名が交替でプランを発表。質問は主に大人たちから出ましたが、高校生たちはフィードバック用紙にびっしりと他校の発表に関する感想や提案を書き込んでいました。

そのフィードバックをもとにアクションプランの練り直し。先生はタッチせずに、高校生たちとTAさんで考えます。ほとんどの高校生たちが24時半まで案を練り、翌朝も5時半から研修室に集まる姿が見られました。

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 4日目はアクションプランの発表会!

 そしてついにアクションプランの発表会。昨日までいろいろと穴だらけだった計画がみなからのフィードバックをきちんと反映して、具体的で詳細な計画に生まれ変わりました。たった1日後の高校生たちの急成長に目を潤ませる大人たちが続出。

この4日間で生徒たちは本当に大きく成長しました。さまざまな体験学習に汗を流し、他校の生徒と親友のように仲良くなったり、緊張でお腹が痛くなったり、うまく案が練れずに涙が出たりと多くのドラマがありましたが、最後の発表会でアクションプランを堂々と発表できたことで、みな晴れやかな笑顔に。

合宿は無事終了しましたが、地元での活動はこれからが本番です。この後、彼らは地元でしっかりと着実に環境活動を行うことでしょう。12月の成果発表会でさらにひと回りもふた回りも大きく成長した彼らに会うことを今から楽しみにしています。
                 (JEEFインターン生 東京学芸大学大学院 深須祐子)

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