事務局日誌

インドネシア・白熱定例会議

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こんにちは。JEEFインドネシア事務所インターン生の菊川です!

JEEFでは2014年からJICA草の根技術協力事業として、グヌン・ハリムン・サラック国立公園内にあるマラサリ村で持続可能な観光開発の支援を進めています。

先月、ようやくマラサリ村は国立公園管理事務所から「正式に」観光開発認可をいただき、ツアーの調整を行う村有ツアー会社のメンバーも増えるなど勢いづいています。

マラサリ村で観光に関わるメンバーは、毎月JEEFインドネシア事務所に集まり、所長の矢田や現地スタッフを交え、今月の活動の反省や、今後の計画、会計報告を行っています。この会議では、所長矢田がファシリテーションを行い、冗談を交えながら、住民の要望や本音を引き出します。

この会議では、村の副村長や議長などの役職のある村人も20代の女性も平等に意見を交わします。時には、メンバー同士議論が白熱し涙目で訴えることも。

 resize1886今回の会議では、今月のツアーの反省や、学生の宿泊研修をダーゲットに学校を訪問する計画について話し合いました。例えば学校訪問では、まず会議までに住民に訪問したい学校のリストを作ってもらい、会議ではその中でどの学校に行くのかという優先順位を決めるための基準を、自分たちのツアーパッケージの価格帯や学校から村までの距離などを考慮して考えたりと、実際に必要な具体的なところまで話し合います。

ただ単に住民のあふれるアイデアを後押しするのではなく、きちんと話し合いで村人が熱意をもってどこまで具体的に考えているのかを見極め、村人に寄り添って論理的に意見を整理し、最終的には効率のよい方法にまで落とし込んでいきます。

すごく当たり前のことのようですが、実際に会議に参加してみると考え方の背景が自分と全く違う村人とお互いに納得できるところまで話を詰めるのはとても難しいと分かります。

今回も朝10時から、昼食をはさんで夕方5時すぎまで議論が止まりませんでした。

このように毎月顔を合わせ、真剣に、でも楽しく続けるコミュニケーションが、ほんとうにプロジェクトの重要な鍵なのだと思います。

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事務所の玄関に村人たちのサンダルと共に寝転ぶねこ