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「The 座談会」at KIYOSATO
11月16日、17日
個性豊なパネリストの方々 熱心に聞き入る参加者 |
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担当者から 11月16・17日に、山梨県清里のキープ自然学校で2日間の座談会と対談が実施されました。この企画は企業、大学、文部科学省、民間の教育の現場から教育活動を行っておられます「学びの場の仕掛け人」の方々4名を招いて実施されました。当日の様子を報告いたします。 まず、座談会の前のウォーミングアップ企画として開かれた「ウーブレックナイト」パーティでは、今回の座談会のパネリストでもある日能研代表の高木幹夫さんにGEMSのプログラムの中から一つを紹介していただき、参加者は「Oobleck」という宇宙から来たとされる物質が一体何なのかを分析しながら、お互いの心と身体の緊張をほぐしていきました。緑がかった白くてドロリとした液体と固体の中間のような物質で、手ですくって空気中に取り出すと、しばらくして乾いて固まってくる…まさに「今まで触ったことのない不思議な物質」です。これをまず、ひとりひとりが物質に触ったり匂いを確かめたりして観察や調査をしていきます。次にグループごとに「科学者会議」が開かれ、液体の性質や法則を「Oobleckの法則」として発表します。このカリキュラムは、「科学者は何をする人なのだろう」ということを知る手がかりになるものです。科学者になったつもりで初めは単独で、今までの知識を総動員しながら調査や分析をしていきます。それを次は大勢で議論しながら客観的に推察や定義をしていくのです。 そして迎えた座談会本番では、21世紀の日本において、誰に、どんな学びの場を創ることが必要なのか、そのための仕組み作りは?…パネリストの方々に、それぞれの立場から本気で、本音を語っていただきました。詳細の報告は、また別の機会に譲ることにしまして、今回は印象に残った事項をダイジェストでお知らせさせていただきます。 パネリストの一人、電通のP&D局部長・岡本慶一さんは、知識経営の研究から「経験経済」にいたる話について説明されました。今日では、感動の深さや経験といったものが、新しい「価値」になって流通しているという話でした。 また、東京大学大学院の教養学部助教授・松田良一さんは、研究者社会が封建的であること、日本の理科教育が危ない現状であることをお話し下さいました。松田さんは他にも「ウィークエンド坊主」「宇宙飛行士志願者」などいくつかのプロフィールをお持ちで、「高等教育フォーラム」を結成し議論を行なっていることも紹介されました。 最後に、文部科学省スポーツ・青少年課の藤原一成さんが、教育に関わる問題に対する参加者の考え方を挙手形式のアンケートで調べ、本当に日本の教育システムがおかしいのかどうかを再度よく考えるように提案されたのは印象的でした。そして、「代案なき批判は無効である」「行動なき提案は無意味である」といったメッセージを参加した人たちに気付いてもらえるよう訴えられました。 ついでながら、座談会の翌18日の清里(環境教育)ミーティング中の分科会でも、GEMSの半日ワークショップを行ない、20名近くの参加者の方々に体験していただくことができました。成城学園初等学校の飯沼慶一さんとティーチングキッズ代表の古川和さんの入念な準備と指導によって受講者の皆さんの好評を得ることができました。 お二人と座談会のパネリストの方々、参加者の皆様に心より感謝の意を表したいと思います。 担当 高野秀夫 |