GEMSリーダーワークショップレポート

実施日:2002年7月6日、7日
場所:成城区民集会所
今年もGEMSリーダーを育成するため、GEMSリーダーワークショップを実施いたしました。リーダーワークショップではまず、GEMSのプログラムを体験してもらいます。

1日目、最初のプログラムは「Investigating Artifacts」日本語にすると「文化遺産調査」というこのプログラムは、人類学、考古学、アメリカ原住民や世界の様々な文化に関するアクティビティから構成されています。参加者はまず、成城学園内の散策路から落ちている自然のものを集めてきます。会場で、グループに分かれて、集めたものを分類。グループ同士で分類の法則をあてっこします。
次は数学のプログラム「Frog Math(カエルの算数)」と「In all Probability(あらゆる可能性)」。さいころを振ったり、競馬ゲームをして、「確率」を体験的に学びます。


写真1:「Investigating Artifacts」拾ってきた自然のものをグループで分類

午後は「Oobleck(ウーブレック)」という、子どもにも大人気のプログラムを体験。宇宙からやってきた謎の緑色の物質、ウーブレックの不思議な感触には、大人でもやみつき。ウーブレックの性質を調べたり、それを言葉で表現したり、ウーブレックで覆われた星に着陸できる宇宙船を設計したりしながら、科学者の仕事を追体験します。


写真2:「Oobleck」う〜ん、この手触りは一体・・・!?

1日目の最後は、「Acid Rain(酸性雨)」。いろいろな角度から、環境問題の一つである酸性雨にアプローチしていくこのプログラムの概要と、身近にある溶液のpHを測定することで、pHスケールについて理解する部分を行いました。

2日目は最初にGEMSについて、GEMSの誕生した背景やアメリカの科学教育の現状、GEMSの教育方法などの話しを聞きます。そしてこの日も引き続き、プログラムを体験。まずは土や土にすむ生き物について学ぶ「Terrarium Habitats(テラリウムハビタッツ)」。汚いと思いがちな土を五感を使って、簡単な実験を通じて、調査します。その後、ダンゴムシレースを楽しみ、テラリウム(土の水槽)づくり。土がより身近なものになりました。


写真3:「Terrarium Habitats」テラリウム(土の水槽)づくり。箱庭の気分で。

午後は、ウサギ泥棒を探す「Crime Lab Chemistry(犯罪科学調査室)」。簡単な理科の実験が犯人捜査のてがかりに。

最後は架空の地域で魚が死んでしまうという事件の原因をつきとめるというストーリーに沿って、環境問題を多面的に考えていくプログラム、「Environmental Detectives(環境探偵)」の最初の部分を体験。

2日間のふりかえりをしてワークショップを終了しました。各プログラムの体験の後には、手順や準備について書かれたテキストを配布いたします。受講者の皆さんには、次は、子どもたちにこの日の驚きや発見を伝えてほしいと、スタッフ一同願っております。